ネットショップのSNS集客|Instagram・TikTokの商品動画で「欲しい」を購入につなげるコツと表示の注意点
![SNSやYouTubeでの動画の活用方法について [ebiz]](https://i.ytimg.com/vi/WwmkPsfv3dI/hqdefault.jpg)
![【国内EC】EC業界の市場と消費者の動向 [ebiz]](https://i.ytimg.com/vi/wSomVW_Pc4w/hqdefault.jpg)
どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。これまで個人のアカウントは200人以上、企業のアカウントは100社以上を見てきて、初めての投稿でも100万再生を連発。そんなバズる動画を制作してきました。
ネットショップを作ったけれど、なかなかお客さまに見つけてもらえない──そんな悩みを持つ会社やお店は多いと思います。ショップは開いただけでは人が来ません。そこで力になるのがSNSの商品動画です。この記事では、ネットショップ・ECサイトがSNSで「欲しい」を生み、購入につなげるためのコツと、気をつけたい表示のルールをまとめます。
ネットショップこそSNS動画が効く理由
経済産業省が2025年8月に公表した「令和6年度電子商取引に関する市場調査」によると、2024年の国内の消費者向けEC(BtoC-EC)の市場規模は26.1兆円で、前年から5.1%増えました。BtoC-ECのEC化率も9.8%と、前年より0.4ポイント上がっています。物販の品目別に見ると、「書籍、映像・音楽ソフト」は56.45%、「生活家電、AV機器、PC・周辺機器等」は43.03%、「生活雑貨、家具、インテリア」は32.58%と、すでに多くの買い物がネットで行われている分野もあります。
市場が広がるということは、それだけ競争相手も増えているということです。大手のモールや有名ブランドと同じ土俵で、検索や広告だけで勝負するのは簡単ではありません。
そこで私が大切だと考えているのが、SNSの動画です。ネットショップの弱点は「手に取れない」「店員さんに聞けない」こと。動画なら、サイズ感や質感、使っているところ、作っている人の顔まで伝えられます。まだお店を知らない人に、ふだん見ているSNSの中で商品と出会ってもらえるのも大きな強みです。
「欲しい」を生む商品動画のネタ7つ
商品動画というと、商品をきれいに撮った紹介動画を思い浮かべるかもしれません。でも、SNSで見られやすいのは「広告っぽくない」動画です。私がおすすめするネタを7つ挙げます。
- 使ってみた・before/after:使う前と使った後の違いを見せる(効果を大げさに言わないことが前提です)
- サイズ感・質感の比較:手に持つ、身近なものと並べる、音や手ざわりを伝える
- 開封・梱包:届いたときのワクワク感や、ていねいな梱包の様子
- 作っている現場:工房や倉庫、つくり手のこだわり
- よくある質問に答える:「洗濯できる?」「何歳から使える?」など、お問い合わせの多い内容
- 使い方・組み合わせ提案:3通りの使い方、コーディネート、レシピなど
- スタッフのおすすめ・ランキング:「今月よく売れたもの」など、選ぶ手助けになる情報
どのネタでも、冒頭の数秒で「何の動画か」「見る人にどんな得があるか」が伝わるようにすると、最後まで見てもらいやすくなります。構成の考え方はショート動画の台本の作り方も参考にしてください。
Instagram・TikTok・YouTubeショートの使い分け
どのSNSでも縦型のショート動画は投稿できますが、見ている人の目的やお店との関係の作り方には違いがあります。私は次のように考えています。
- Instagram:世界観や商品の写真・リールを並べて、「このお店のものが欲しい」というファンを育てる場所。プロフィールやハイライトが“お店の顔”になります。
- TikTok:まだお店を知らない人に出会ってもらう場所。おもしろさや意外性のある動画が広がりやすく、アプリ内で買い物ができるTikTok Shopという選択肢もあります。
- YouTubeショート:検索や長い動画と組み合わせて、じっくり比べたい人に届ける場所。使い方の解説やレビューと相性がよいです。
最初からすべてに力を入れる必要はありません。まずは1つの縦型動画を作り、複数のSNSに投稿してみて、反応がよいところに力を入れていくのが現実的です。なお、各SNSのショッピング機能や動画の長さなどの仕様は変更されることがあるため、最新の公式情報を確認してください。
見て終わりにしない、購入までの導線づくり
動画が見られても、ショップにたどり着けなければ売上にはつながりません。SNSから購入までの道のりを、できるだけ短く、迷わないものにしておきましょう。
- プロフィールにショップのURLを載せ、リンク先はトップページではなく、よく紹介する商品や特集ページにする
- 動画の中や説明文で、商品名をショップと同じ表記で伝える(検索して見つけられるように)
- 紹介した商品が在庫切れになっていないか、投稿前に確認する
- スマホで開いたときに、商品ページが見やすく、購入ボタンまでスムーズに進めるかを自分で試す
- コメントやDMの質問には、なるべく早く答える
投稿後は、再生数だけでなく、プロフィールへのアクセスやリンクのクリック数、ショップ側のアクセス元も合わせて見ると、どの動画が購入につながっているのかが見えてきます。
ネットショップのSNSで気をつけたい表示のルール
ネットショップは特定商取引法の「通信販売」にあたり、消費者庁の「特定商取引法ガイド」では、通信販売の広告に表示する事項が示されています。たとえば次のようなものです。
- 販売価格(消費税を徴収する場合は税込価格)と送料
- 支払いの時期・方法、商品の引渡時期
- 申込みの撤回・解除(返品特約)について。返品を受け付けない場合もその旨
- 事業者の名称・住所・電話番号など(ネット広告の場合、法人は代表者または通信販売の業務責任者の氏名も)
SNSの動画からショップへ案内するときは、リンク先の商品ページや「特定商取引法に基づく表記」のページが整っているかを必ず確認しておきましょう。動画の中で価格や「送料無料」などをうたう場合は、ショップの表示と食い違わないように注意が必要です。
また、インフルエンサーに商品を紹介してもらう場合や、お客さまに投稿をお願いする場合は、広告であることがわかるようにする必要があります。くわしくはステマ規制の解説をご覧ください。判断に迷うときは、消費者庁の資料を確認したり、専門家に相談したりしてください。
続けるための体制と、プロに任せるという選択肢
ネットショップのSNSは、1本の動画で一気に売れるというより、商品と出会う入り口を少しずつ増やしていくものだと私は考えています。そのためには、続けられる体制づくりが欠かせません。
- 新商品や季節の特集に合わせて、月ごとに投稿テーマを決めておく
- 撮影日をまとめて作り、数本分を一度に撮る
- 反応がよかった動画の「型」を、別の商品で作り直す
動画でEC事業をどう伸ばすかは、中小機構のECオンライン講座チャンネルでも解説されています。記事の上の動画もぜひ見てみてください。
私たち「あなたの運用代行」では、商品動画の企画・撮影・編集・投稿・分析まで、TikTok・YouTube・Instagram・Threads・Xの運用をまとめてお手伝いしています。「令和の虎」の虎の皆さまや塚田農場など50社以上の運用実績があり、料金は動画10本で30万円(税込)、初期費用はキャンペーン中につき0円です。再生数や売上を保証するものではありませんが、「この商品の良さをどう伝えればいい?」というところから一緒に考えます。まずはLINEでお気軽にご相談ください。
- 経済産業省「令和6年度 電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました」(2025年8月26日)
- 消費者庁 特定商取引法ガイド「通信販売広告について」
- 【中小機構】ECオンライン講座チャンネル(YouTube公式チャンネル)
※数字や仕様は、各記事・発表の時点のものです。各SNSの機能や仕様は変更されることがあるため、最新の公式情報を確認してください。




