建設会社のSNS活用|TikTok・YouTubeショートで若手採用と信頼につなげる現場動画のコツと注意点


どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。これまで個人のアカウントは200人以上、企業のアカウントは100社以上を見てきて、初めての投稿でも100万再生を連発。そんなバズる動画を制作してきました。
「求人を出しても若い人から応募が来ない」「SNSを始めたいけれど、現場の何を撮ればいいかわからない」──建設会社の方から、こうした声をよく聞きます。この記事では、建設会社がSNS動画で若手に「この仕事、面白そう」と思ってもらうコツと、応募までの導線づくり、現場を撮影するときに気をつけたい安全や許可のポイントをまとめました。
建設会社こそSNS動画に向いている理由
まずは業界の状況を確認しておきます。国土交通省によると、建設業の就業者数は平成9年のピーク時から約3割減っています。年齢構成を見ても、令和7年版の国土交通白書では、2024年の建設業就業者のうち55歳以上が36.7%(全産業は32.4%)、29歳以下が11.7%(全産業は16.9%)と、高齢化が進んでいることが示されています。
こうした中で、若い人に「建設の仕事って面白そう」と思ってもらう入口として、SNS動画はとても相性がいいと私は考えています。理由は3つあります。
- 仕事の中身が“見せられる”。重機が動く、鉄骨が組み上がる、何もなかった場所に建物が立つ。建設の現場には、ほかの業種にはない迫力と変化があります
- イメージとのギャップが伝わる。「きつそう」「怖そう」というイメージを持っている人に、実際の職場の雰囲気や先輩の人柄を見てもらえます
- 求人票では伝わらない情報が届く。給与や休日の数字だけでなく、「どんな人と、どんな場所で働くのか」が動画ならひと目でわかります
上の動画は、国土交通省の公式チャンネルが担い手確保のための働き方改革について説明している動画です。業界全体で担い手の確保が課題になっていることがよくわかります。
若手に届く「現場動画」のネタ
建設会社が始めやすく、見る人の興味を引きやすいネタを挙げてみます。
- ビフォーアフター・定点撮影:着工から完成までを同じ場所から撮り続けて、短くまとめる動画。変化が大きいほど最後まで見てもらいやすくなります
- 重機・道具の紹介:「この重機は何トン?」「この道具は何に使う?」など、知らない人が思わず見てしまう豆知識系
- 若手社員の1日:朝礼から現場、休憩、片づけまで。入社1〜3年目の社員に出てもらうと、同世代の視聴者が自分を重ねやすくなります
- 先輩・職人への質問:「この仕事のやりがいは?」「未経験でも大丈夫?」など、応募を考える人が知りたいことに答える
- 完成した建物・地図に残る仕事:自分たちが関わった道路や建物を紹介し、仕事の誇りが伝わる動画
上の2本目の動画のように、建設会社の公式チャンネルでも短い動画で会社や仕事の雰囲気を伝える取り組みが見られます。企画の考え方は採用に効くSNS動画の作り方も参考にしてください。
TikTok・YouTubeショート・Instagramの使い分けと応募までの導線
どのSNSを使うかは、役割で考えるのがおすすめです。
- TikTok・YouTubeショート:まだ会社を知らない若い人に見つけてもらう“入口”。現場の迫力やビフォーアフターと相性がいいです
- Instagram:施工事例や社員の雰囲気をまとめて見てもらう“会社案内”の役割。ハイライトに「施工事例」「社員紹介」「募集要項」「よくある質問」をまとめておくと親切です
- YouTubeの長めの動画:会社説明や現場見学など、応募を迷っている人がじっくり見るための動画
大事なのは、動画を見た人が次に何をすればいいかをはっきりさせることです。プロフィールに採用ページへのリンクを置き、動画の最後に「現場見学も受け付けています。詳しくはプロフィールのリンクから」とひと言添えるだけでも、行動のハードルは下がります。いきなり応募するのは不安でも、「見学」や「LINEで質問」なら気軽に連絡できるという人は多いはずです。
また、SNSは採用だけでなく、施主や取引先から見た“会社の信頼”にもつながります。丁寧な仕事や整理整頓された現場が伝わる動画は、問い合わせの前に会社を知ってもらう材料になります。
撮影前に確認したい安全・許可・情報の扱い
建設現場の動画は、ほかの業種よりも気をつけることが多いです。特に次の点は、撮影前に社内でルールを決めておきましょう。
- 安全装備と作業手順:ヘルメットや安全帯など、映っている人が決められた装備をしているかを確認する。動画の中の“ちょっとした不安全行動”は、見る人にすぐ気づかれます
- 撮影の許可:発注者や元請け、施主に、現場を撮影して公開してよいかを事前に確認する
- 個人の住宅や場所の情報:表札、ナンバープレート、周辺の景色など、場所や個人が特定される情報が映り込まないようにする
- 社員の出演:顔や名前を出すかどうかは本人の希望を聞き、了承をもらってから公開する
- 撮影中の安全:作業中の人がスマホで撮るのではなく、撮影担当を決めて安全な位置から撮る
また、動画の中で給与や休日などの働き方に触れる場合は、実際の条件と違う印象を与えないように注意してください。国土交通省の白書では、2024年4月から建設業にも時間外労働の上限規制が適用されたことが紹介されています。制度やルールは変更されることがあるため、最新の公式情報を確認してください。万が一に備えて、企業SNSの炎上対策も目を通しておくと安心です。
忙しい現場でも続けるための仕組み
建設会社のSNSが止まってしまう理由で多いのは、「現場が忙しくて撮る余裕がない」「誰が担当するか決まっていない」ことだと思います。続けるためには、撮るタイミングと型を先に決めておくのがおすすめです。
- 朝礼の前後や休憩時間など、撮影してよい時間を決めておく
- 定点撮影は、毎週同じ曜日・同じ場所でスマホを固定して撮る
- 「質問→先輩が答える」「ビフォー→アフター」など、毎回使う構成の型を2〜3個用意する
- 月に1回、再生数だけでなく「プロフィールへのアクセス」「採用ページへのクリック」「見学の問い合わせ」を振り返る
撮りためた素材は、TikTok・YouTubeショート・Instagramリールに展開できます。1つの現場から、ビフォーアフター、重機紹介、社員インタビューと何本も動画を作ることができるので、ネタ切れの心配も意外と少ないのが建設業の強みです。
私たち「あなたの運用代行」では、企画・撮影・編集・投稿・分析まで、TikTok・YouTube・Instagram・Threads・Xの運用をまとめてサポートしています。「令和の虎」の虎の皆さまや塚田農場など50社以上の運用実績があり、料金は動画10本で30万円(税込)、初期費用はキャンペーン中につき0円です。再生数や採用人数を保証するものではありませんが、現場の魅力が伝わる動画づくりを一緒に考えます。まずはLINEから気軽にご相談ください。
- 改正の背景 - 第三次・担い手3法(国土交通省)
- 令和7年版 国土交通白書「直面する課題」(国土交通省)
- 担い手確保のための働き方改革(第三次・担い手3法)(国土交通省 MLIT channel)
- Portrait of Tekken(30s ver.)(鉄建建設 TEKKEN CORPORATION)
※数字や順位は、各記事・発表の時点のものです。曲名・アーティスト名は各権利者のものです。




