ショート動画の台本の作り方|冒頭のつかみ・構成の型・撮影前チェックで最後まで見られる企業動画に


どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。これまで個人のアカウントは200人以上、企業のアカウントは100社以上を見てきて、初めての投稿でも100万再生を連発。そんなバズる動画を制作してきました。
「ショート動画を撮ってみたけれど、最初の数秒で見られなくなってしまう」「何を話せばいいか、撮影のたびに迷う」。そんな悩みの多くは、台本を用意するだけでぐっと軽くなります。この記事では、企業やお店のショート動画で使える台本の作り方を、冒頭のつかみ、構成の型、撮影前のチェック、投稿後の直し方まで、TikTokやYouTubeの公式情報もまじえて解説します。
ショート動画に「台本」が必要な理由
「ショート動画は短いから、台本なんていらない」と思われがちです。でも私は、短い動画ほど台本が大事だと考えています。数十秒の中では、言い直しや前置きに使える時間がほとんどないからです。
台本があると、次のようないいことがあります。
- 撮影が早く終わる:話す順番が決まっているので、迷いや撮り直しが減ります。
- 伝えたいことがぶれない:1本の動画で言うことを1つに絞れます。
- 担当者が変わっても続けられる:型が残っていれば、ほかの社員でも同じ品質で作れます。
- 振り返りができる:どこで見られなくなったかを、台本の行と照らし合わせて確認できます。
ここでいう台本は、セリフを一字一句覚えるためのものではありません。「何を、どの順番で、何秒くらいで見せるか」の設計図です。
冒頭のつかみ(フック)の作り方
台本でいちばん時間をかけてほしいのが、最初のひと言とひと画面です。TikTok For Businessの公式ブログでも、動画は最初の数秒間が重要だとされ、始まりに勢いを持たせることが勧められています。具体的な方法としては、開封やクローズアップ、デモといった強いビジュアルや、興味をひく質問・大胆な主張から始めることが挙げられています。
企業やお店で使いやすい「つかみ」の例を挙げておきます。
- 結論から言う:「家の窓、実は5分で断熱できます」
- 質問から入る:「美容室で“おまかせで”と言うと、どうなると思いますか?」
- 完成形を先に見せる:料理や施工の“ビフォー・アフター”のアフターから見せる
- 意外な数字や事実:自社で確かめられる数字だけを使い、根拠のない数字は使わない
- あるあるに共感する:「見積もりを3社取ったら、全部金額が違った…」
注意したいのは、冒頭で期待させた内容を本編できちんと回収することです。中身と合わない大げさな見出しは、見た人をがっかりさせ、会社の信頼を下げてしまいます。
そのまま使える台本の型(構成テンプレート)
毎回ゼロから考えると続きません。まずは型を1つ決めて、中身だけ入れ替えるのがおすすめです。TikTok For Businessのブログでは、フックから始め、商品のバリエーションやメリットを見せ、最後に明確な呼びかけ(CTA)で締める流れが紹介されています。これを企業のショート動画向けにすると、次のような形になります。
- つかみ(最初の数秒):結論・質問・完成形のどれかで始める
- 中身(本編):理由や手順を2〜3個にしぼって見せる
- 証拠:実物、作業風景、お客さまの声(掲載の了承を取ったもの)など
- 締め(CTA):「詳しくはプロフィールのリンクから」「保存して次に使ってください」など、してほしい行動を1つだけ
台本は、左に「画面に映すもの」、右に「話すこと・テロップ」を書く2列の表にすると、撮影する人と話す人が同じイメージを持てます。
なお、YouTube公式ブログによると、2024年10月15日から順次、正方形または縦長の動画で最長3分までのショートをアップロードできるようになりました。ただ、長く撮れるからといって長くする必要はありません。台本を読み上げて時間を計り、言わなくても伝わる部分は削るのが基本です。動画の長さなどの仕様は変更されることがあるため、最新の公式情報を確認してください。
同じ公式ブログでは、気に入ったショートの「リミックス」から「このテンプレートを使う」を選ぶと、同じ構成を再現できる機能も紹介されています。型を研究する入り口として使ってみるのもよいでしょう。
台本を書くときのコツと撮影前のチェック
台本は「読む文章」ではなく「話す言葉」で書きます。書き終えたら、次の点を確認してみてください。
- 1文を短く:句点(。)までを短くすると、テロップにもしやすくなります。
- 専門用語を言いかえる:業界では当たり前の言葉も、お客さまには伝わらないことがあります。
- 1本1テーマ:言いたいことが2つあるなら、2本に分けます。
- 声に出して読む:つっかえる部分は、話し言葉になっていないサインです。
- 映り込みの確認:書類やモニター、お客さまの顔など、出してはいけないものが映らないか。
- 表現の確認:効果を言い切る表現や、根拠のない「No.1」などを使っていないか。
YouTubeの公式クリエイター向けページでは、ショートの編集機能としてボイスオーバーや自動字幕の追加が紹介されています。撮影のときに話がうまくいかなくても、映像を撮ってからナレーションを入れる方法もあります。
そして、台本どおりに話せなくても大丈夫です。上で紹介したYouTube Creatorsの動画のタイトルにも「始めるのに、すべてがわかっている必要はない」という意味の言葉があります。最初から完璧を目指して手が止まるより、まず出してみて直していくほうが、結果的に良い台本が残ると私は考えています。
投稿後は「どこで見られなくなったか」で台本を直す
台本の本当の価値は、投稿したあとに生まれます。YouTubeヘルプでは、アナリティクスの視聴者維持率のレポートについて、グラフが平らな部分は最後まで見られている部分、ゆるやかに下がる部分は時間とともに関心が薄れている部分、谷になっている部分はそこで再生を止めたりスキップしたりした部分だと説明されています。
このグラフと台本を並べて見ると、「つかみのあとの説明が長かった」「証拠を見せる前に離れられている」など、直すべき行がわかります。次の動画では、その行だけを変えて試してみましょう。数字の見方はSNS分析(インサイト)の見方で、ショートそのものの運用は企業のYouTubeショート運用のコツでくわしく解説しています。
私たち「あなたの運用代行」では、こうした台本づくりを含めて、企画・撮影・編集・投稿・分析まで、TikTok・YouTube・Instagram・Threads・Xの運用をまとめてサポートしています。「令和の虎」の虎の皆さまや塚田農場など50社以上の運用実績があり、料金は動画10本で30万円(税込)、初期費用はキャンペーン中につき0円です。再生数や売上を保証するものではありませんが、「台本を書く時間がない」「型を一緒に作りたい」という方は、LINEから気軽にご相談ください。
- TikTok For Business ブログ「高いエンゲージメントをもたらすTikTok動画の作り方:完全ガイド」
- YouTube公式ブログ「YouTube ショートに盛りだくさんのアップデート」(2024年10月15日)
- YouTubeヘルプ「視聴者維持率を左右する重要なシーンを測定する」
- YouTube Creators「Create Shorts on YouTube」
※仕様や機能は、記事公開時点で各ページに掲載されていた内容です。変更されることがあるため、最新の公式情報を確認してください。




