UGCとは?口コミ・お客さまの投稿を企業SNSで活用する方法|リポストの使い方・許可の取り方・ステマ規制の注意点


どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。これまで個人のアカウントは200人以上、企業のアカウントは100社以上を見てきて、初めての投稿でも100万再生を連発。そんなバズる動画を制作してきました。
お客さまが自分から投稿してくれた写真や動画、口コミ──こうしたUGCは、企業がどれだけ上手に宣伝するよりも心に届くことがあります。この記事では、UGCが自然に生まれる工夫から、紹介するときの許可の取り方、ステマ規制で気をつけたい「お客様の声」の扱いまで、企業SNSでUGCを生かす方法をまとめます。
UGCとは?企業SNSで注目される理由
UGCは「User Generated Content」の略で、お客さまなど一般の人が作って発信したコンテンツのことです。来店した人のSNS投稿、商品を使った感想動画、Googleマップなどの口コミ、ハッシュタグ付きの写真などがこれにあたります。
企業が自分で「おいしいです」「おすすめです」と言うより、実際に使った人の声のほうが、見る人には身近で信じやすく感じられます。私は、UGCが企業SNSで大事にされる理由はここにあると考えています。
- 信頼:作り手ではなく、使った人の言葉なので説得力がある
- 発見:お客さまのフォロワーなど、まだ会社を知らない人に届くきっかけになる
- ネタ:お客さまの声そのものが、次の動画の企画のヒントになる
2025年8月6日には、Instagramが公開されたリールや投稿を自分のフォロワーに再共有できる「リポスト」機能を発表しました。Metaの発表では、リポストは元の投稿者のクレジット付きで表示され、プロフィールの専用タブにも並び、リポストした人のフォロワーにもおすすめされることがあるとしています。お客さまの投稿が広がる道は、少しずつ増えています。機能や表示は変更されることがあるため、最新の公式情報を確認してください。
UGCが自然に生まれるお店・会社の工夫
UGCは「投稿してください」とお願いするだけでは、なかなか増えません。大切なのは、お客さまが思わず撮りたくなる瞬間と、投稿しやすいきっかけを用意することです。
- 撮りたくなる「見せ場」を作る(盛り付け、店内の一角、パッケージを開ける瞬間など)
- アカウント名や、使ってほしいハッシュタグをレジ横やメニューにさりげなく書いておく
- 公式アカウント側が、お客さまにまねしてもらえる撮り方を動画で見せておく
- 投稿してくれた人に、いいねやコメントでお礼を伝える
ハッシュタグを決めるときは、お店の名前など、見つけてもらいやすいものを1つ決めておくと管理がしやすくなります。タグの選び方はInstagramのハッシュタグの記事も参考にしてください。
お客さまの投稿を紹介するときは「許可」が基本
素敵な投稿を見つけたら、公式アカウントで紹介したくなりますよね。ただ、お客さまの写真や動画はその人が作ったものです。私は、公式アカウントで紹介するときは必ず投稿した本人に許可をもらうことをおすすめしています。
- コメントやDMで「公式アカウントでご紹介してもよいですか?」と聞く
- どこで(どのSNSか、広告に使うか)紹介するのかを伝える
- 紹介するときは、投稿者のアカウント名を表示する
- 写っている他の人やお子さまの顔などにも気を配る
Instagramのリポストのように、アプリの機能で元の投稿者が表示される形で共有するのと、画像や動画を保存して自社の投稿や広告として使い直すのとでは、意味が大きく変わります。特に広告やチラシ、ホームページに使う場合は、使い道を具体的に伝えてOKをもらってからにしましょう。
ステマ規制とUGC|「お客様の声」で気をつけること
2023年10月から、広告であることを隠した「ステマ(ステルスマーケティング)」は景品表示法の違反となりました。UGCを使うときにも、この考え方は関係してきます。詳しくはステマ規制の記事で解説していますが、消費者庁のQ&Aから、UGCに関わるポイントを紹介します。
- お客さまが会社に頼まれず、自主的に投稿したものは、通常は会社の広告(事業者の表示)にはあたらないとされています。
- 会社がアンケートの回答などを「お客様の声」として載せるとき、好意的なものだけを選んだり、良い部分だけを抜き出したりすると、会社の表示にあたり、広告であることをはっきり示す必要があるとされています。
- 会社が依頼したインフルエンサーの投稿を「お客様の声」として載せるのは適当ではなく、載せるなら依頼した投稿だとわかるようにする必要があるとされています。
- 特定の人を選んで商品を無料で渡し、投稿をお願いする場合は、事情によっては会社の表示と判断されることがあります。
つまり、「頼んでいない本物の声」と「会社がお願いした投稿」は、はっきり分けて扱うことが大切です。判断に迷うときは、消費者庁の公表資料を確認し、必要に応じて専門家に相談してください。
集まった口コミを次の動画に生かす方法
UGCは紹介して終わりではもったいないです。お客さまの声は、次に作る動画の企画の宝庫だと私は考えています。
- よく褒められるポイント → そこを主役にした動画を作る
- よく聞かれる質問 → 答える動画にする
- 意外な使い方や楽しみ方 → 公式アカウントで「こんな使い方も」と紹介する(許可をもらったうえで)
- 不満や改善の声 → 改善したことを動画で報告する
月に一度、集まった投稿や口コミを一覧にして、「多かった声」を3つ書き出すだけでも、企画に困ることが減ります。会社が伝えたいことと、お客さまが感じていることのズレに気づけるのも、UGCを見るメリットです。
私たち「あなたの運用代行」では、企画・撮影・編集・投稿・分析まで(TikTok・YouTube・Instagram・Threads・X)をまとめてお手伝いしています。「令和の虎」の虎の皆さまや塚田農場など50社以上の運用実績があり、料金は動画10本で30万円(税込)、初期費用はキャンペーン中につき0円です。再生数や売上を保証するものではありませんが、お客さまの声を生かした企画づくりも一緒に考えます。
- 消費者庁「ステルスマーケティングに関するQ&A」
- Meta「New Instagram Features to Help You Connect」(2025年8月6日)
- Forbes JAPAN(Instagramのリポスト機能に関する記事)
※数字や仕様は、各記事・発表の時点のものです。SNSの機能は変更されることがあるため、最新の公式情報を確認してください。




