ショート動画の編集のコツ|カット・テロップ・BGMの基本とEdits・YouTube Createなど無料アプリの選び方


どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。これまで個人のアカウントは200人以上、企業のアカウントは100社以上を見てきて、初めての投稿でも100万再生を連発。そんなバズる動画を制作してきました。
撮影まではできたのに、「編集で手が止まってしまう」「時間ばかりかかる」という会社やお店は少なくありません。でも、ショート動画の編集は凝った演出より、カット・テロップ・音という基本を押さえることが大切です。この記事では、編集に慣れていない担当者さんでも取り入れやすいコツと、企業アカウントが気をつけたいBGMのルール、無料で使える公式の編集アプリをまとめました。
編集で「最後まで見られるか」が決まる
ショート動画は、指一本ですぐ次の動画に移れる場所で見られています。どんなに良い内容でも、話し始めるまでに間があったり、何の動画なのかがすぐに伝わらなかったりすると、最後まで見てもらうのは難しくなります。
私は、ショート動画の編集の役割は「見る人の時間をむだにしないこと」だと考えています。派手なエフェクトや凝った演出がなくても、不要な部分を削り、言葉を文字で補い、聞き取りやすい音に整えるだけで、動画の印象は大きく変わります。
編集は、撮影と台本の延長でもあります。撮影の基本はスマホ動画の撮影のコツで、何をどの順番で話すかはショート動画の台本の作り方でまとめているので、あわせて読んでみてください。
カット:間を詰めて、結論を先に
編集でまず取り組みたいのがカットです。撮ったままの素材には、話し始める前の「えーと」や、言い間違い、考えている間などが入っています。ショート動画では、こうした部分を思い切って削ることで、テンポがぐっと良くなります。
- 最初の一言の前は全部削る:録画ボタンを押してから話し始めるまでの数秒は不要です
- 結論や見どころを冒頭に:一番伝えたいことや、完成した料理・施工後の様子などの“結果”を最初に見せます
- 言い直しは良いほうだけ残す:同じことを2回言っていたら、伝わりやすいほうを使います
ただし、詰めすぎて聞き取りにくくなっては逆効果です。カットしたら一度スマホで通しで見て、早口に聞こえないか、話の流れが自然かを確認しましょう。
テロップ:音なしでも伝わるように
ショート動画は、電車の中や職場など、音を出さずに見られることもあります。話している内容が文字でもわかるように、テロップ(字幕)を入れておきましょう。
YouTubeのヘルプでは、音声認識の技術を使って自動字幕を作成できることが案内されていて、日本語も通常の動画とショート動画の自動字幕に対応しています。一方で、発音やなまり、周りの雑音によって内容が正しく反映されないことがあるため、自動字幕は必ず確認し、正しく書き起こされていない部分は編集することがすすめられています。社名や商品名、専門用語は特にまちがえやすいので、目で見て直すようにしましょう。
- 1行は短く、話している言葉をそのまま全部書くより、要点を読みやすく区切る
- 文字の色や縁取りで、背景に埋もれないようにする
- 画面の下や右側はアカウント名やボタンが重なりやすいので、大事な文字は中央寄りに置く
こうした機能や仕様は変更されることがあるため、最新の公式情報を確認してください。
BGM・効果音:企業アカウントは「使っていい音源」を選ぶ
企業アカウントで特に気をつけたいのが音楽です。個人のアカウントと同じ感覚で人気の曲を使うと、権利の面で問題になることがあります。
TikTokの広告ヘルプでは、企業は一般の音楽ライブラリを商用目的で使うことはできず、オーガニック投稿(デュエットやリアクション、ステッチを含む)や広告、ブランドコンテンツには商用音楽ライブラリ(Commercial Music Library)を使うよう案内されています。商用音楽ライブラリは、商用利用の許諾を得た楽曲を集めたもので、ヘルプでは約100万曲と紹介されています。ほかのユーザーのオリジナル音源などを使う場合は、適切なライセンスを得ているかを法務担当に確認するよう書かれています。
YouTubeには、YouTube Studioの中にオーディオライブラリがあり、動画に使えるロイヤリティフリーの音楽や効果音が用意されています。YouTubeパートナープログラムに参加していれば、オーディオライブラリの音楽を使った動画も収益化できると案内されています。ただし、クリエイティブ・コモンズの楽曲を使う場合は、動画の説明欄にアーティストのクレジットを書く必要があります。
Instagramでも、ヘルプセンターで音楽の利用についての考え方や、Metaの「サウンドコレクション」が案内されています。使える音楽はSNSやアカウントの種類、地域によって変わることがあるので、投稿する前に各SNSの公式ヘルプを確認しておきましょう。
無料で使える公式の編集アプリ:EditsとYouTube Create
「編集アプリは何を使えばいい?」という質問もよくいただきます。最近は、SNSを運営している会社自身が無料の編集アプリを出しています。
Editsは、Instagramが2025年4月22日に正式に提供を始めた動画編集アプリです。公式の案内によると、App StoreとGoogle Playから無料でダウンロードでき、Instagramのアカウントでログインして使います。自動キャプションや、グリーンスクリーンに対応したカメラなどの機能があり、透かし(ウォーターマーク)なしで書き出せるとされています。
YouTube Createは、YouTubeが提供する編集アプリです。YouTubeのクリエイター向けページでは、無料で、編集中に広告が入らないこと、ワンタップで字幕を自動生成できること、数千曲のロイヤリティフリーの音楽や効果音が使えること、背景のノイズを減らす音声のクリーンアップなどが紹介されています。ただし、提供される国や地域は限られているとされています。
上の動画は、YouTube Createを紹介するYouTube Creatorsの公式動画と、Editsの提供開始を伝えるニュースです。どちらも機能や提供地域は変更されることがあるため、最新の公式情報を確認してください。アプリ選びに正解はないので、主に投稿するSNSの公式アプリから試してみるのが始めやすいと思います。
編集を「仕組み」にして続ける
編集を毎回ゼロから考えていると、時間がかかって続きません。おすすめは、自社の「編集の型」を決めておくことです。
- 冒頭1〜2秒にお題のテロップを大きく出す
- 話し始める前の間、言い間違い、長い沈黙をカットする
- 字幕を入れ、社名・商品名・数字のまちがいを確認する
- BGMは各SNSで使ってよい音源から選び、声より小さい音量にする
- 最後に、プロフィールやお店の情報など、次に見てほしいところをひとこと添える
- スマホで通しで見て、音なしでも内容が伝わるかを確認する
私たち「あなたの運用代行」では、企画・撮影・編集・投稿・分析まで、TikTok・YouTube・Instagram・Threads・Xの運用をまとめてお手伝いしています。「令和の虎」の虎の皆さまや塚田農場など50社以上の運用実績があり、料金は動画10本で30万円(税込)、初期費用はキャンペーン中につき0円です。再生数や売上を保証するものではありませんが、「編集まで手が回らない」という会社やお店の動画づくりをお手伝いします。
- YouTube Help「Use automatic captioning」
- TikTok Ads Manager ヘルプ「About the Commercial Music Library」
- TikTok ニュースルーム「Artist Impact Program」(2023年5月26日)
- YouTube Help「Use music and sound effects from the Audio Library」
- Instagram Help Center「Access to the licensed music library on Instagram」
- Meta for Creators「Edits」紹介記事
- YouTube Creators「YouTube Create」
- YouTube Creators(YouTube公式チャンネル)「NEW: YouTube Create App」
※数字や順位は、各記事・発表の時点のものです。曲名・アーティスト名は各権利者のものです。




