スマホ動画の撮影のコツ|企業のショート動画をスマホ1台で撮る、光・音・手ブレ・縦型構図の基本
どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。これまで個人のアカウントは200人以上、企業のアカウントは100社以上を見てきて、初めての投稿でも100万再生を連発。そんなバズる動画を制作してきました。
「ショート動画を始めたいけど、カメラも照明もない」という会社やお店は少なくありません。でも、企業のショート動画はスマホ1台でも十分に撮れます。大切なのは機材の値段より、光・音・手ブレ・縦型の構図という基本を押さえること。この記事では、撮影に慣れていない担当者さんでも今日から実践できる、スマホ撮影のコツをまとめました。
企業のショート動画はスマホ1台で撮れる
YouTubeのヘルプでは、ショート動画について「特別な機器がなくても始めることができます。スマートフォンがあれば、録画、編集、アップロードのすべてが可能です」と案内されています。今のスマホのカメラは性能が高く、縦型のショート動画であれば、撮影から投稿までスマホで完結させることもできます。
一方で、YouTubeのクリエイター向けページでは、録画を始める前に使用する機器や照明などを検討することがすすめられていて、カメラやマイク、服装も大切だと書かれています。つまり「高い機材が必要」ということではなく、撮る前に環境を整えることが大事だということです。
私は、見られない動画のつまずきは「スマホだから」より、「暗い」「声が聞き取りにくい」「画面が揺れる」といった基本にあることが多いと考えています。
上の動画はGoogleの公式ヘルプチャンネルによる、Pixelのカメラで動画を撮る方法の解説です。機種によって画面やボタンは違いますが、まずは自分のスマホの動画モードの使い方を、メーカーの公式ヘルプで一度確認しておくのがおすすめです。
縦型の構図と画質の基本
ショート動画は、スマホを縦に持って撮るのが基本です。YouTubeのヘルプでは、ショート動画として扱われる条件として「3分以内」「アスペクト比は正方形または縦長」と書かれています。TikTokの広告向けのクリエイティブのベストプラクティスでも、9:16の縦向き、720P以上の解像度で撮ることがすすめられています。こうした仕様は変更されることがあるため、最新の公式情報を確認してください。
構図で気をつけたいのは、画面の上下と右側です。ショート動画の画面には、アカウント名や説明文、いいねボタンなどが重なります。TikTokのベストプラクティスでも、内容がUIの「セーフゾーン」の中で見えるようにすることが挙げられています。顔や商品、テロップは画面の中央寄りに置き、端ぎりぎりに大事なものを入れないようにしましょう。
- 話す人の目線は、画面の上から3分の1あたりに置く
- 商品を見せるときは、画面の中央にしっかり寄る
- 背景は散らかったものを片づけ、会社やお店らしさが伝わるものを少しだけ映す
複数のSNSに展開する前提なら、縦型で撮っておけばTikTok・YouTubeショート・Instagramリールのどれにも使いやすくなります。各SNSでの使い回しの注意点は、企業のYouTubeショート運用のコツでも書いています。
いちばん差がつくのは「光」
スマホ撮影で、もっとも見た目の差が出るのが光です。同じスマホでも、明るい場所で撮るだけで、画質がぐっと良く見えます。照明を買う前に、まずは次のことを試してみてください。
- 窓に向かって立つ:昼間なら、窓からの自然光を顔の正面から当てるだけで、表情が明るく映ります
- 窓を背にしない:背中側が明るいと逆光になり、顔が暗く沈んでしまいます
- 真上の照明だけに頼らない:天井の照明だけだと、目の下や鼻の下に影ができやすくなります
- 色の違う照明を混ぜない:自然光と色味の違う室内灯が混ざると、肌の色が不自然になりやすいので、どちらかに寄せます
照明を用意するなら、小さなLEDライトやリングライトを顔の正面やや上から当てるだけでも十分です。
見られる動画は「音」で決まる
意外と見落とされがちなのが音です。映像が少し粗くても見てもらえますが、声が聞き取りにくい動画は、すぐにスワイプされてしまいます。TikTokの広告向けのベストプラクティスでも、音や音楽を使うことが基本の一つとして挙げられています。
- スマホと口の距離を近づける:内蔵マイクは離れるほど周りの音を拾います。話す人を撮るときは、引きすぎないことが大切です
- 静かな場所・時間を選ぶ:エアコン、換気扇、BGM、厨房や現場の音は、撮影のときだけ止められないか確認します
- 反響の少ない部屋で撮る:がらんとした広い部屋より、カーテンや家具のある部屋のほうが声がこもりにくくなります
- 外部マイクを使う:予算があれば、スマホにつなげる小型のピンマイクを用意すると、声の聞き取りやすさが大きく変わります
あわせて、字幕(テロップ)も入れておきましょう。音を出さずに見る人もいるので、話している内容が文字でもわかるようにしておくと、最後まで見てもらいやすくなります。何をどの順番で話すかは、ショート動画の台本の作り方を参考に、撮影前に決めておくのがおすすめです。
手ブレを防ぐ固定と、レンズのひと拭き
画面がずっと揺れている動画は、見ている人を疲れさせてしまいます。話す人を撮るときは、三脚やスマホスタンドで固定するのが基本です。手で持つ場合は、両手で持ってわきをしめ、体ごとゆっくり動くようにすると揺れが減ります。
多くのスマホには手ブレを補正する機能がありますが、名前や使い方は機種によって違います。歩きながら商品や店内を見せるような動画を撮る前には、自分のスマホの動画モードでどんな設定ができるのかを、メーカーの公式ヘルプで確認しておくと安心です。
そしてもう一つ、撮影前に必ずやってほしいのがレンズを拭くことです。スマホのレンズはポケットやカバンの中で指紋や汚れがつきやすく、そのまま撮ると映像全体がぼやけたり、光がにじんだりします。柔らかい布でひと拭きするだけで、映像のくっきり感が変わります。
撮影前チェックリストと、撮影日の段取り
毎回同じ失敗をしないために、撮影前のチェックリストを作っておくのがおすすめです。
- スマホは縦向き、画質の設定は確認したか
- レンズを拭いたか、通知は止めたか、容量とバッテリーは十分か
- 顔や商品に光が正面から当たっているか(逆光になっていないか)
- 周りの音は静かか、声ははっきり聞こえるか(一度テスト撮影して聞いてみる)
- スマホは固定されているか、大事なものが画面の端に寄っていないか
- 映ってはいけないもの(お客さまの顔、個人情報、他社の商標など)が入っていないか
撮影は撮影日を決めて数本まとめて撮るほうが、光や音の条件をそろえやすく、準備の手間も減らせます。撮ったらその場で再生し、明るさと声を確認してから次に進みましょう。
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