アパレルのSNS集客|スタッフコーデ動画・Instagramリール・TikTokで「着てみたい」を売上につなげるコツ


どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。これまで個人のアカウントは200人以上、企業のアカウントは100社以上を見てきて、初めての投稿でも100万再生を連発。そんなバズる動画を制作してきました。
「新作を写真で載せても反応がいまひとつ」「ECサイトの商品ページまで見てもらえない」──アパレルのお店やブランドの方から、こんな悩みをよく聞きます。洋服は、着たときの姿が伝わってはじめて「欲しい」と思ってもらえる商品です。この記事では、最新の国の調査をもとにアパレルのネット販売の今を確認しながら、スタッフコーデ動画やInstagramリール・TikTokで「着てみたい」を売上につなげるコツと、スタッフ投稿で気をつけたいことをまとめます。
アパレルのEC市場は2.9兆円。SNSは「お店の前」になっている
経済産業省が2026年10月21日に公表した「令和7年度 電子商取引に関する市場調査」によると、2025年の国内の消費者向けEC(BtoC-EC)の市場規模は27.6兆円(前年比5.5%増)でした。物販の中でも「衣類・服装雑貨等」は2兆8,941億円(前年比3.43%増)と大きなカテゴリーで、EC化率は24.08%。洋服や服飾雑貨の買い物のおよそ4分の1が、すでにネットで行われている計算です。
洋服は「サイズ感」「素材感」「着たときのシルエット」がわからないと買いにくい商品です。だからこそ私は、アパレルのSNSは“試着室の代わり”として使うのがいちばん効果的だと考えています。写真1枚では伝わらない、動いたときの揺れ方や、身長の違う人が着たときの丈感を動画で見せる。これが、店舗でもECでも「これなら買っても失敗しなさそう」という安心につながります。
ネットショップ全体の集客の考え方は、ネットショップのSNS集客でもまとめています。
「着てみたい」を生むアパレル動画のネタ
アパレルで反応を集めやすいのは、商品そのものより「着た人」と「着方」が見える動画です。続けやすいネタを挙げます。
- スタッフコーデ:身長や体型の違うスタッフが同じアイテムを着て、どう見え方が変わるかを比べる
- サイズ感の比較:SとMを着比べる、身長を字幕で出して丈の位置を見せる
- 1着で何通り:ひとつのアイテムを3〜5パターンに着回す
- 新作・再入荷の速報:入荷したその日に、たたんだ状態から着るまでを見せる
- 素材とお手入れ:生地のアップ、洗濯やアイロンのコツ
- お店の裏側:ディスプレイの入れ替えや、スタッフが選んだ「今週の推し」
上の1本目の動画は、BEAMSの公式チャンネル「BEAMS テレビ」のスタッフによるスタイリング動画です。タイトルにあるとおり「毎月1日、15日更新」と決まったペースで続けているのも参考になります。2本目は、ユニクロ公式チャンネルが公開している15秒の縦型動画です。どちらも、短い時間で「着たときの姿」を見せている点が共通しています。
Instagram・TikTok・YouTubeショートの使い分け
私は、アパレルのSNSは次のように役割を分けると考えやすいと思っています。
- Instagram:ブランドの世界観を残す“ショーウィンドウ”。リールで新しい人に届け、フィードやプロフィールでブランドの雰囲気を伝える
- TikTok:まだブランドを知らない人に見つけてもらう場所。着比べやサイズ感など、役に立つ動画が向いている
- YouTubeショート:同じ縦型動画を展開しやすく、検索やチャンネルの長尺動画とも組み合わせられる
Instagramには、複数のアカウントで1つの投稿を共同で出せるコラボ投稿があります。Metaの2023年8月の発表では、フィード投稿・カルーセル・リールに最大3人まで共同投稿者を招待でき、相手が承認すると、それぞれのアカウントのフォロワーに届き、それぞれのプロフィールにも表示されると説明されています。ブランドと店舗アカウント、ブランドとスタッフ個人のアカウントなどで使うと、届く範囲を広げやすくなります。人数などの仕様は変更されることがあるため、最新の公式情報を確認してください。
見た人を購入につなげる導線づくり
動画が見られても、「どこで買えるのか」「この服はどれなのか」がわからなければ売上にはつながりません。投稿のたびに、次の点をそろえておきましょう。
- キャプションに商品名・品番・色・サイズを書く:問い合わせの手間が減り、店頭でも探しやすくなります
- プロフィールのリンク先を整える:ECサイトのトップではなく、動画で紹介した商品や特集ページに近いところへ
- 店舗かECか、買える場所をはっきり伝える:「店舗限定」「オンライン先行」などの情報は動画の中でも字幕で出す
- コメントやDMの質問に答える:「155cmだと丈はどうですか?」といった質問は、そのまま次の動画のネタになります
さらに、どの投稿から売上やお問い合わせが生まれたのかを振り返るために、投稿ごとにリンク先や紹介した商品を記録しておくと、次の企画が立てやすくなります。
スタッフ投稿・インフルエンサー起用で気をつけたいこと
アパレルではスタッフの発信がとても強い武器になりますが、気をつけたい点もあります。
- ステマ規制:消費者庁の「ステルスマーケティングに関するQ&A」では、社員が自分のアカウントで自社商品の感想を投稿しただけで、すぐに「事業者の表示」になるわけではないとしています。一方で、販売や商品開発に関わる立場の人が販売促進のために投稿する場合などは「事業者の表示」とされることがあり、その場合は「広告」などとわかりやすく示す必要があります。「私は〇〇社の社員です」と書くだけでは十分とはいえないとも説明されています。詳しくはステマ規制とは?企業SNSで気をつけることをご覧ください。
- インフルエンサーへの依頼:商品の提供や依頼をして投稿してもらう場合も、広告であることがわかる表示をお願いしましょう。
- 色味や質感の違い:フィルターや照明で実物と色が大きく違って見えると、返品や不満の原因になります。
- 出演と写り込み:スタッフやお客さまが映るときは事前に了承をもらい、退職後の動画の扱いも決めておくと安心です。
アパレルのSNSは、続けるほど「この人が着ているなら」という信頼が積み上がっていきます。とはいえ、毎月の新作に合わせて企画・撮影・編集を続けるのは、店舗の仕事と並行するとなかなか大変です。私たち「あなたの運用代行」では、企画・撮影・編集・投稿・分析まで、TikTok・YouTube・Instagram・Threads・Xの運用をまとめてお手伝いしています。「令和の虎」の虎の皆さまや塚田農場など50社以上の運用実績があり、料金は動画10本で30万円(税込)、初期費用はキャンペーン中につき0円です。再生数や売上を保証するものではありませんが、「どんな着こなしを、どう見せるか」から一緒に考えます。まずはLINEからお気軽にご相談ください。
- 経済産業省「令和7年度電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました」(2026年10月21日)
- 経済産業省「令和7年度 電子商取引に関する市場調査 報告書」
- Meta Newsroom「New Ways to Create With Music and Collaborate With Friends on Instagram」(2023年8月)
- Instagramヘルプセンター「Create collaborative posts on Instagram」
- 消費者庁「ステルスマーケティングに関するQ&A」
- BEAMS テレビ(YouTube公式チャンネル)スタッフスタイリング動画
- UNIQLO ユニクロ(YouTube公式チャンネル)
※数字や仕様は、各記事・発表の時点のものです。




