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忘れらんねえよ「なんもねえ」MVはなぜ1300万回再生された?|アニメ『ヤニねこ』の世界観MVで急上昇チャート2連覇した理由

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忘れらんねえよ「なんもねえ」Music Video
▶ 忘れらんねえよ「なんもねえ」Music VideoYouTube公式:忘れらんねえよ
忘れらんねえよ - アイラブ言う / THE FIRST TAKE
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ロボットしずく
しずく社長

どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。これまで個人のアカウントは200人以上、企業のアカウントは100社以上を見てきて、初めての投稿でも100万再生を連発。そんなバズる動画を制作してきました。
今回取り上げるのは、ロックバンド・忘れらんねえよの「なんもねえ」です。TVアニメ『ヤニねこ』のオープニングテーマとして7月に配信されたこの曲は、8月に公開されたMVが1300万回再生を超え、Billboard JAPANの急上昇チャートで2週連続の首位に。声優さんや原作者まで出演する“作品まるごと巻き込んだMV”が、なぜここまで見られているのか。バンドのMVを作る立場から読み解きます。

「なんもねえ」ってどんな曲?

「なんもねえ」は、ロックバンド・忘れらんねえよが2026年7月2日に配信リリースした曲です。同じ日に放送が始まったTVアニメ『ヤニねこ』(TOKYO MX・BS11ほか)のオープニングテーマに起用されています。

『ヤニねこ』の原作は、にゃんにゃんファクトリーさんが講談社「ヤングマガジン」で連載しているマンガで、SNSで人気を集めた作品です。人間と獣人がいっしょに暮らす世界で、獣人の「ヤニねこ」たちがダラダラと過ごす日常を描いています。ゆるくて、少しダメで、でもどこか憎めない。そんな作品の空気に、忘れらんねえよのまっすぐで泥くさいロックがよく合っていると私は感じます。

MV公開から急上昇チャート2連覇まで

MVが公開されたのは、アニメ放送開始から約1か月半後の2026年8月13日。Billboard JAPANの記事(10月14日発表)によると、MVの再生回数は1300万回を超えています。

同じ記事では、まだ大ブレイク前のアーティストを対象にした急上昇チャート「JAPAN Heatseekers Songs」(集計期間:10月5日〜11日)で、「なんもねえ」が2週連続の首位になったと伝えています。この週はダウンロードで30位、動画再生で33位にランクインしていて、配信から3か月たっても聴かれ続けていることがわかります。

ポイントは、アニメのOPで曲を知った人が、YouTubeでMVを見て、さらに配信で曲を買ったり聴いたりする、という流れが続いていることです。アニメのタイアップは「放送中だけ」で終わりがちですが、MVがその受け皿になって、曲の寿命をのばしているように見えます。

バズの理由① アニメの“中の人”がMVに出てくる

このMVでいちばん話題になったのが、出演者の顔ぶれです。報道によると、ヤニねこ役の声優・夏吉ゆうこさん、大家役の稲田徹さん、アニメ監督の木村拓さん、そして原作者のにゃんにゃんファクトリーさんまでが登場します。さらに、イベントで披露したヤニねこのコスプレが話題になった赤猫座ちこさんや、モノマネ芸人さんも出演しています。

監督は、これまで忘れらんねえよのMVを何本も手がけてきた加藤マニさん。舞台は「どこかで見覚えのある地下収容施設」という設定で、出演者たちがどんちゃん騒ぎをくり広げる内容です。

アニメのOP映像はアニメ制作側が作ります。だからこそ、バンドのMVではアニメの絵ではなく、作品にかかわる“本物の人たち”を実写で集めるという別の切り口をとった。アニメファンにとっては「声優さんや原作者が出ている」という見る理由ができ、バンドのファンにとっては「いつもの忘れらんねえよらしいMV」として楽しめる。2つのファン層が同じ動画に集まる作りになっています。

ロボットしずく
しずく社長
しずく社長の映像づくりのヒントタイアップ曲のMVでは、作品の映像をそのまま使うより「作品の関係者に出てもらう」「作品の世界をバンドの側から実写で再現する」ほうが、MVとしての独自性が出ます。出演者が自分のSNSで告知してくれると、届く範囲も広がります。

バズの理由② 「ネタ探し」で何度も見たくなる

アニメの公式Xは、MV公開後に「作品のネタも随所に登場する。いくつ見つけられたか」という趣旨の投稿をしていました。ストーリーを追うだけのMVではなく、見る人が“探す”楽しみを用意しているのです。

ネタやパロディが細かく入ったMVには、次のような良さがあります。

YouTubeでは、最後まで見られることや、くり返し見られることが大切です。「全部見つけたい」という気持ちは、そのまま視聴時間につながります。

バズの理由③ THE FIRST TAKEで“入口”がもう1つ増えた

10月9日には、忘れらんねえよが「THE FIRST TAKE」に初登場しました。披露したのは「なんもねえ」ではなく、2022年の曲「アイラブ言う」。『ふつうの軽音部』で主人公がカバーし、コラボPVも公開されて話題になった曲です。今回はサポートミュージシャンを迎えたバンド編成で、一発撮りに挑んでいます。本人は、ずっと出たいと憧れていた場所だったとコメントしています。

アニメのOPで新しく知った人が「ほかにどんな曲があるんだろう」と調べたとき、別の代表曲にもすぐ出会える。新曲のMVと、過去曲のライブ映像が、それぞれ別の入口になっているのが、今の忘れらんねえよの強さだと思います。THE FIRST TAKEが曲を広げる流れは、私立恵比寿中学「愛のレンタル」の記事でも取り上げました。

バンドがMVづくりで真似できること

アニメのタイアップがなくても、この例から取り入れられることはたくさんあります。

  1. 曲に関わる人をMVに呼ぶ:タイアップ先、地元のお店、ライブハウスの仲間、ファンなど、曲の背景にいる人に出てもらうと、その人たちのファンにも届きます。
  2. 「探す楽しみ」を仕込む:歌詞の内容に合わせた小道具、過去のMVへのオマージュ、メンバーの好きなものなどを画面のすみに置いておくと、くり返し見てもらうきっかけになります。
  3. 入口を複数つくる:作り込んだMVとは別に、一発撮りの演奏動画やライブ映像、TikTok用の縦型動画を用意しておくと、どこから知った人も次の動画にたどり着けます。
  4. 同じ監督と積み重ねる:加藤マニさんのように、バンドをよく知る監督と何本も作ると、「このバンドらしさ」がMVに出やすくなります。

私たち「あなたのチーム」では、撮影コンサルティングから撮影、再生数を伸ばすためのアドバイス、SNSのアイデア出しまでをまとめてお手伝いしています。バンド向けには「演奏+遠出撮影(送り迎えあり)」「演奏+ドローン撮影」「街中撮影」などのメニューがあり、MV本編とSNS用の動画を同じ日に撮る提案もできます。再生数の約束はできませんが、どうすれば見てもらえるかを一緒に考えます。伸びるMVの考え方はバズったMV・TikTokに共通する7つの法則でもまとめています。

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TikTokやYouTubeを専門とした
MV、PV撮影チーム「あなたのチーム」

撮影コンサルティング+撮影+再生数を伸ばすアドバイスまで。TikTok用の振り付けや縦型動画もまとめて作ります。街中撮影の作品で100万再生、歌+TikTok振り付け撮影でひとつの音源97万再生の実績があります。

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