ONE LOVE ONE HEART「愛されたいマジで。」はなぜ話題に?|男女混合9人組の“掛け合い”で急上昇チャート首位デビューした理由
どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。これまで個人のアカウントは200人以上、企業のアカウントは100社以上を見てきて、初めての投稿でも100万再生を連発。そんなバズる動画を制作してきました。
2026年9月23日に発表されたBillboard JAPANの急上昇チャート“JAPAN Heatseekers Songs”で、男女混合9人組・ONE LOVE ONE HEARTの新曲「愛されたいマジで。」が初登場1位を獲得しました。ライブでの初披露から、TikTokでの先行配信、配信リリースとMV公開まで、約1か月かけて少しずつ曲を届けていった流れは、これからMVを作るアイドルや運営さんにとってとても参考になります。今回は、映像を作る立場から、この曲が話題になった理由を読み解きます。
ONE LOVE ONE HEARTってどんなグループ?
ONE LOVE ONE HEART(愛称ラブワン)は、スターダストプロモーションとエイベックスによる初の合同プロジェクトとして、2022年1月に始動したグループです。現在は男性4人・女性5人の9人組で、「青春代演エンタテインメントグループ」を掲げ、渋谷を活動のコンセプトのひとつにしています。
私は、この「男女混合」という形そのものが、映像にしたときの強い個性になると考えています。
じつはラブワンには、SNSで曲が広がった経験があります。2024年1月に発売した2ndアルバムの表題曲「愛せ、至極散々な僕らの日を」は、その年の夏ごろからライブ映像の切り抜きがTikTokで少しずつ話題になり、2024年8月にはSpotifyのバイラルチャートで8位に入りました。ライブの熱量が、短い動画で外に伝わったケースです。
話題になるまでの流れ:ライブ→TikTok→MV
「愛されたいマジで。」は、次のような順番でファンの前に出ていきました。
- 2026年8月6日:東京・Shibuya LOVEZでのワンマンライブのアンコールで、新曲として初披露
- 8月7日:TikTokで先行配信スタート(公式Xで告知)
- 9月9日:配信リリースと同時に、YouTubeでMVを公開
- 9月23日発表:Billboard JAPAN“JAPAN Heatseekers Songs”(集計期間9月14日〜20日)で初登場1位。ラジオ35位、ストリーミングもトップ300圏内に
- 10月3日:公式Xで、MVのYouTube再生100万回突破を報告
Heatseekers Songsは、ラジオ・ダウンロード・ストリーミング・動画再生などのデータから、これからブレイクしそうな曲を拾うチャートです。その1位に「初登場」で入ったのは、配信より前の約1か月で、ライブとTikTokを通じて曲を知っている人を増やしていたことが大きいと私は見ています。また、9月末にはWOWOWのMVパワープレイ番組での放送も決まり、MVがテレビにも届く形になりました。
話題の理由① 男女の“掛け合い”が見どころになる
エイベックスの発表では、この曲は「愛されたい」という気持ちをまっすぐ歌った本音全開のソングで、男女の掛け合いで情熱的に表現した、男女混合グループならではの一曲と紹介されています。
掛け合いのある曲は、SNSと相性がいいと私は考えています。理由はシンプルで、
- 「男性パート」「女性パート」と役割が分かれているので、2人以上で撮る動画にしやすい
- ファンが「推しのパート」を切り出して楽しめる
- ライブではコール(客席の声)を入れる場所がわかりやすい
実際、ラブワンはMVのあとに「コール動画」も公開し、ライブで一緒に盛り上がれるようにしています。曲を「聴く」だけでなく「参加する」入り口を用意しているのがポイントです。
話題の理由② ダンスとストーリーが交差するMV
MVは、メンバーが自分たちの魅力を武器に愛を求めるユニークなストーリー仕立てで、ダンスシーンとイメージシーンが交差する華やかな作品と紹介されています。公開後は、いつもと違うメンバーのビジュアルや衣装に反応するファンの声も上がりました。
MVの中に「ダンスだけのシーン」と「お芝居・世界観のシーン」がはっきり分かれていると、あとからSNSで使うときに便利です。ダンス部分は振り付けの見本として、世界観の部分はメンバーごとの切り抜きとして、1本のMVから何種類もの短い動画が作れるからです。ラブワンが「歌・ダンス・芝居」を活動の柱にしているグループだからこそ、このつくりが生きています。
アーティストが真似できること
ラブワンの「愛されたいマジで。」から、これからMV・PVを作るアーティストが取り入れられるのは次の3つです。
- リリース前に「段階」を作る:ライブ初披露→TikTok先行→配信+MVのように、少しずつ曲に触れる場を増やす。デモ音源から反応を集めたAyumu Imazu「結び」も、先に聴いてもらう出し方の好例です。
- グループの「形」を映像の個性にする:男女混合、大人数、年齢の幅など、ほかにない特徴を、掛け合いやフォーメーションで見せる。
- MVと一緒に「参加用」の動画を出す:コール動画やダンス動画など、ファンが一緒に楽しめる素材を用意する。サビのダンスとコラボ動画で広がった=LOVE「恋、はじめました。」も参考になります。
もちろん、同じことをすれば必ず伸びるわけではありません。ただ、「どの順番で、どの映像を出すか」を撮影前に決めておくだけで、MVの使い道はぐっと広がります。私たち「あなたのチーム」では、MVの撮影だけでなく、TikTok用の振り付け動画や縦型の切り抜きまで、公開の流れをセットで一緒に考えています。
- Billboard JAPAN「【Heatseekers Songs】ONE LOVE ONE HEART「愛されたいマジで。」が首位デビュー」(2026年9月23日)
- THE MAGAZINE「Billboard JAPANチャート「Heatseekers Songs」(2026/09/30)」
- avex portal「【ONE LOVE ONE HEART】新曲「愛されたいマジで。」楽曲配信スタート&Music Videoを公開!」(2026年9月10日)
- JOYSOUND 音楽ニュース「ONE LOVE ONE HEART、ファンへの愛をまっすぐに伝えたワンマン「告白」」(2026年8月14日)
- ONE LOVE ONE HEART公式X(TikTok先行配信の告知)
- ONE LOVE ONE HEART公式X(MVのYouTube100万回再生突破の報告)
- ONE LOVE ONE HEART公式サイト「WOWOW MUSIC BREAK」OA決定のお知らせ
- Wikipedia「ONE LOVE ONE HEART」
※数字や順位は、各記事・発表の時点のものです。曲名・アーティスト名は各権利者のものです。





