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楽音「mosi mosi?」はなぜ世界でバズった?|TikTok累計45億回、K-POPアイドルのダンス投稿とTHE FIRST TAKEにつながった理由

TikTok
楽音 - mosi mosi? [Official Video]
▶ 楽音 - mosi mosi? [Official Video]YouTube公式:楽音
楽音 - mosi mosi? LEESOL (KiiiKiii) Remix / THE FIRST TAKE
▶ 楽音 - mosi mosi? LEESOL (KiiiKiii) Remix / THE FIRST TAKEYouTube公式:THE FIRST TAKE
ロボットしずく
しずく社長

どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。これまで個人のアカウントは200人以上、企業のアカウントは100社以上を見てきて、初めての投稿でも100万再生を連発。そんなバズる動画を制作してきました。
今回取り上げるのは、18歳のシンガー・楽音(ささね)さんの初オリジナル曲「mosi mosi?」です。TikTokに投稿したサビの音源から広がり、日本と韓国のTikTokランキングで同時に1位、2026年7月には楽曲を使った動画の累計再生が45億回を超えました。8月にはKiiiKiiiのイソルさんと『THE FIRST TAKE』にも登場しています。カバー動画から始めた新人が、なぜ世界でここまで広がったのか。MV・SNS動画を作る立場から整理します。

楽音「mosi mosi?」ってどんな曲?

楽音さんは2020年からモデルとして活動し、2025年3月からTikTokでカバー動画を投稿してアーティスト活動を本格的に始めました。アコースティックギターでのカバーに、日本語の歌詞の英語訳字幕を付けるなどの工夫で、フォロワーを増やしてきたと紹介されています。

「mosi mosi?」は、そんな楽音さんの初めてのオリジナル曲です。作詞・作曲・編曲は向田民子さん。エレクトロポップ調で、渋谷系や90年代後半〜2000年代初めのゲーム音楽を思わせるサウンドに、電話の「もしもし」と恋心を重ねた言葉遊びが乗っています。Billboard JAPANのコラムでは、渋谷系、シティポップ、ゲーム音楽、KAWAIIカルチャーなど海外から見た「日本っぽさ」がいくつも重なっていることが、幅広い層に届いた理由のひとつとして挙げられています。

バズの経緯:サビの音源1本から日韓1位へ

広がりの始まりは、2026年3月4日にTikTokへ投稿したサビの音源でした。その後数日のうちに、1番のAメロを使った動画、テンポを上げたSped up版、自己紹介の画像などを続けて投稿。友人や中規模のクリエイターが口パク動画や猫との動画を投稿し、楽曲を使った動画が増えていきました。

3月18日には2人組の振り付け動画が投稿され、その2日後に楽音さん本人も踊り、さらに翌日には1人で踊れる振り付けも投稿しています。4月22日に配信が始まると、日本と韓国のTikTokランキングで1位に。5月には韓国語版も配信されました。

7月時点で、楽曲を使った動画(UGC)は全世界で340万件、累計再生は45億回を超えたと報じられています。6月にはBillboard JAPANの急上昇チャート「Heatseekers Songs」でも首位を獲得しました。

バズの理由① 「遊び方」を次々に出し続けた

私がこの曲でいちばん参考になると思うのは、1つのネタで終わらせず、使い方を次々に増やしていったことです。Billboard JAPANのコラムでは、サビ音源、Aメロ、Sped up版、振り付け、手書きの落書き動画、エフェクトを使った投稿、そしてアカペラ音源を公開してリミックスを呼びかける動きまで、遊び方が次々に生まれた流れが紹介されています。

TikTokの流行は、ひとつのミームだけだとすぐに消費されてしまいます。新しい入り口を足していくことで、「前に見た曲」が「また違う使い方で流れてくる曲」になり、話題が長く続きます。同じコラムでは、うまくいかなかった試みもあったと触れられていて、反応を見ながら試し続けたこと自体が大事だったと分析されています。

ロボットしずく
しずく社長
しずく社長の映像づくりのヒントMVの撮影日に、サビだけでなくAメロ、1人用・2人用の振り付け、決めポーズ、歌なしの素材まで「切り出せる素材」を多めに撮っておくと、公開後に新しい遊び方を出すときの弾になります。

バズの理由② 韓国で踊られ、海外に広がった

海外への広がりのきっかけは、3月31日に韓国のソロアーティストが投稿したダンスとコーデ紹介の動画だったとされています。4月10日にはTWSが踊る動画を投稿し、その後1か月ほどの間に、NCT WISH、IVE、SEVENTEEN、TWICEなど多くのK-POPグループが「mosi mosi?」のダンス動画を投稿しました。

ここで大事なのは、振り付けが短く、誰が踊っても曲が主役として伝わる形だったことです。有名なアーティストが踊ると、そのファンが同じ振りで投稿し、さらに別の国のユーザーにも届く。韓国での反応を受けて、楽音さんがすぐにソウルでライブやクリエイターとの撮影を行ったことも、勢いを保つ動きとして紹介されています。

MVとTHE FIRST TAKEが「受け皿」になった

TikTokで知った人が「もっと見たい」と思ったときに開くのがYouTubeです。「mosi mosi?」のMVは6月12日に公開され、7月時点で997万回を超えました。平成を思わせるファッションや、地元・横須賀でダンサーと踊る場面が入っていて、短い動画では伝えきれない楽音さんの世界観を、まとまった形で見せる場所になっています。

さらに6月26日には、KiiiKiiiのイソルさんが参加したリミックス版を配信。8月5日にはそのリミックス版を『THE FIRST TAKE』で披露しました。日本語と韓国語で掛け合う場面もあり、「SNSで流行った曲」から「歌声もしっかり聴ける曲」へと印象を広げるきっかけになっています。

過去曲が見つけ直された例ですが、YouTubeの受け皿の大切さはHALCALI「おつかれSUMMER」のコラムでも書きました。

アーティストが真似できること

Billboard JAPANのコラムも、同じやり方で誰でも世界的な流行を作れるわけではなく、本人の魅力と発信の仕方がうまく噛み合ったことが大きいと指摘しています。そのうえで、これからMV・PVを作るアーティストが取り入れやすいポイントを3つにまとめます。

  1. 音源は「パーツごと」に出す:サビだけでなく、Aメロやテンポ違い、歌なし音源など、使い方の違う入り口を用意する。
  2. 反応が出たら、すぐに乗る:誰かが作った振り付けや使い方に、本人が早めに参加する。1人用・2人用など、真似しやすい形に整えて返す。
  3. YouTubeに「まとまった作品」を置く:TikTokで知った人が見に来たとき、MVで世界観が伝わるようにしておく。

先にSNSで反応を見てから作品を育てる考え方は、Ayumu Imazu「結び」のコラムも参考になります。

私たち「あなたのチーム」では、MV本編の撮影と一緒に、TikTok用の振り付け動画や縦型の素材もまとめて撮影し、公開後にどんな順番で出していくかまでご提案しています。シンガーソングライター向けの撮影や、歌+TikTok振り付け撮影のメニューもありますので、「何から出せばいいかわからない」という段階でもお気軽にご相談ください。

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TikTokやYouTubeを専門とした
MV、PV撮影チーム「あなたのチーム」

撮影コンサルティング+撮影+再生数を伸ばすアドバイスまで。TikTok用の振り付けや縦型動画もまとめて作ります。街中撮影の作品で100万再生、歌+TikTok振り付け撮影でひとつの音源97万再生の実績があります。

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