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IVE「Looks Can Kill」はなぜバズった?|“狙撃ダンス”と3種類のチャレンジで再生1億回、幾田りらやBE:FIRSTも参加した理由

TikTok
IVE 아이브 'Looks Can Kill' MV
▶ IVE 아이브 'Looks Can Kill' MVYouTube公式:STARSHIP
ロボットしずく
しずく社長

どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。これまで個人のアカウントは200人以上、企業のアカウントは100社以上を見てきて、初めての投稿でも100万再生を連発。そんなバズる動画を制作してきました。
2026年10月19日に配信が始まったIVEの新曲「Looks Can Kill」。手で銃を撃つような“狙撃ダンス”をはじめ、表情で見せる版、歌で参加する版と3種類のチャレンジが用意され、動画は累計1億回再生を突破しました。日本からも幾田りらさんやBE:FIRSTのJUNONさんが参加しています。なぜここまで広がったのか、MVとSNS動画を作る立場から読み解きます。

「Looks Can Kill」ってどんな曲?

IVEは、ユジン・ガウル・レイ・ウォニョン・リズ・イソの6人組。韓国のSTARSHIPエンターテインメントに所属するグループで、日本でも2026年5月発売の日本4作目EP『LUCID DREAM』がオリコン週間アルバムランキング1位を獲得し、6月には東京ドーム公演も行っています。

「Looks Can Kill」は、2026年10月19日に配信がスタートした新曲で、10月26日に韓国で発売された5th EP『Looks Can Kill』のタイトル曲です。シンセのリズムから始まり、重いベースと力強いドラムで進むエレクトロニック・ダンスポップで、ブリッジを経て盛り上がるラストのサビが聴きどころとされています。

MVのテーマは“ヒーロー”。ヒーロー映画のような表現で6人がヒーローを演じる姿を描きながら、撮影現場の内と外を行き来する構成になっていて、「ヒーローを演じるIVE」から「存在そのものがヒーローのIVE」へと意味が変わっていくように作られています。

バズの経緯:公開から約10日でチャレンジ動画1億回

韓国メディアの日本版の報道(10月28日)によると、新曲のチャレンジ動画は累計再生1億回を突破しました。配信開始が10月19日なので、およそ10日ほどでの数字です。チャレンジ動画は公式SNSやTikTokで公開されました。

参加した顔ぶれも幅広く、NCTのジェノとジェミン、&TEAMのEJ、PLAVEのイェジュンなど、多くのK-POPアーティストが踊っています。日本からは、BE:FIRSTのJUNON、幾田りら、CUTIE STREETの板倉可奈が参加しました。また、メンバーのユジンが振り付けを素早く切り替えて見せる、目の錯覚のような演出の動画もSNSで話題になりました。

ほかのアーティストのダンス投稿で曲が国をこえて広がる流れは、楽音「mosi mosi?」の記事でも紹介しました。今回は、それを公式が最初から“設計”している点が大きな違いです。

バズの理由① 一目でわかる“狙撃ダンス”

この曲のポイントの振り付けは、通称“狙撃ダンス”。歌詞に合わせて、手で銃を撃つようなしぐさを入れた振りです。公式YouTubeチャンネルで公開されたパフォーマンスビデオでは、「ヒーローアカデミー」を背景に6人が踊り、この動きがヒーローというコンセプトをはっきり伝える役割を果たしています。

私がこの振りでうまいと思うのは、次の3点です。

曲のタイトル(見た目で倒せる、という意味の言い回し)と、MVのヒーロー、振りの“狙撃”がすべて同じ方向を向いています。コンセプトが1つにそろっていると、短い切り抜きを見ただけでも「あの曲だ」と思い出してもらいやすくなります。

ロボットしずく
しずく社長
しずく社長の映像づくりのヒント決めの振りは、カメラに向かって“何かをする”動きにすると、縦型動画で強くなります。指さし・撃つ・投げキッスなど、画面の向こうの人に向けた動きは、見る人が「自分に向けられた」と感じやすいからです。MVの撮影でも、その瞬間だけはカメラの正面から寄りで押さえておくのがおすすめです。

バズの理由② 入り口が3つある“チャレンジの分け方”

今回いちばん注目したいのは、チャレンジを3種類に分けていることです。

  1. 狙撃ダンス:曲のポイントの振りをそのまま踊る、いちばん基本のチャレンジ。
  2. アイビーム版:表情や視線を強調するバージョン。大きく踊らなくても、顔の表情でヒーローらしさを見せられます。幾田りら、JUNON、板倉可奈が参加したのはこちらです。
  3. ボーカルチャレンジ:サビを自分の声やアレンジで歌い直すもの。10CM、WOODZ、N.Flyingのユ・フェスンなどが参加しました。

ダンスが得意な人、表情で見せるのが得意な人、歌が得意な人。それぞれに「自分ならこれで参加できる」という入り口が用意されているわけです。踊るのが本業ではないシンガーやバンドのメンバーでも参加しやすく、その結果、ダンスファン以外の人たちのタイムラインにも曲が届きます。

TikTokのエフェクトで参加のハードルを下げた例はKO1KEYZのデビュー曲の記事でも紹介しましたが、IVEは“参加の仕方そのもの”を複数用意した形です。

ロボットしずく
しずく社長
しずく社長の映像づくりのヒントチャレンジ用の動画は、MV本編と同じ日にまとめて撮るのが効率的です。たとえば「フルの振り付け」「表情だけのアップ」「サビの歌だけ」の3パターンを縦型で撮っておけば、公開後に“入り口の違う見本”を順番に出していけます。

アーティストがMV・TikTok動画づくりで真似できること

IVEのように大規模なキャンペーンでなくても、考え方は小さなアーティストにもそのまま使えます。

  1. コンセプトを1語で決める:曲名・MVの世界観・決めの振りを、同じ1つの言葉(今回なら“ヒーロー”)につなげる。
  2. 決めの振りは「カメラに向けた動き」にする:手で形を作る、カメラを指す、視線を送るなど、上半身だけで伝わる動きを1つ用意する。
  3. 参加の入り口を2〜3種類用意する:踊る版のほかに、表情だけの版や歌う版を作り、ファンやほかのアーティストが自分の得意な形で参加できるようにする。
  4. 見本の動画を目的別に分けて出す:本編のMVとは別に、縦型の振り付け動画や表情アップの動画を用意しておく。

目的別に公式動画を出していく考え方は、SWEET STEADY「SWEET STEP」の記事でもくわしく書いています。

私たち「あなたのチーム」では、MV・PVの撮影と一緒に、TikTok用の振り付けや縦型動画、SNSのアイデア出しまでまとめてお手伝いしています。「アイドル撮影+TikTok振り付け」や「歌+TikTok振り付け撮影」のメニューなら、本編の撮影日にチャレンジ用の素材も一緒に撮っておくことができます。再生数をお約束することはできませんが、「どうすれば参加してもらえる曲になるか」を一緒に考えるところから始められます。

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撮影コンサルティング+撮影+再生数を伸ばすアドバイスまで。TikTok用の振り付けや縦型動画もまとめて作ります。街中撮影の作品で100万再生、歌+TikTok振り付け撮影でひとつの音源97万再生の実績があります。

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