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BUZZ COLUMN

YouTubeの“ユーザー投稿動画”チャートで何が起きている?|DECO*27「チェリーポップ」急上昇とボンボンアカデミー6曲ランクインに見る“使われ続ける曲”の条件

YouTubeまとめ
DECO*27 - チェリーポップ feat. 初音ミク
▶ DECO*27 - チェリーポップ feat. 初音ミクYouTube公式:DECO*27
DECO*27 - モニタリング feat. 初音ミク
▶ DECO*27 - モニタリング feat. 初音ミクYouTube公式:DECO*27
【GUMI】KING【Kanaria】
▶ 【GUMI】KING【Kanaria】YouTube公式:Kanaria
ロボットしずく
しずく社長

どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。これまで個人のアカウントは200人以上、企業のアカウントは100社以上を見てきて、初めての投稿でも100万再生を連発。そんなバズる動画を制作してきました。
今回はいつもと少し視点を変えて、「チャートの傾向」を読んでみます。取り上げるのは、Billboard JAPANが毎週発表している「Top User Generated Songs」。公式MVではなく、ファンや一般の人がYouTubeに投稿した動画での再生を集計したチャートです。2026年10月28日発表分では、DECO*27「チェリーポップ」が52位から19位へ急上昇し、子ども向けチャンネル「ボンボンアカデミー」のいっちー&なるの曲が6曲もトップ20に入りました。ここから、MVを作るアーティストが学べることを整理します。

そもそも「Top User Generated Songs」とは?

「Top User Generated Songs」は、YouTubeの再生数のうち、ユーザーが投稿した動画(UGC)での再生だけを集計するチャートです。公式MVがどれだけ見られたかではなく、「その曲を使って、どれだけ多くの人が動画を作り、見られているか」がわかります。

TikTokでよく聞く「バズ」に近い指標が、YouTubeにもあるということです。歌ってみた、踊ってみた、ショート動画のBGMなど、曲が“素材”として使われている量を見るチャートだと考えるとわかりやすいと思います。

10月28日発表のトップ20に並んだ顔ぶれ

10月28日発表分(集計期間:10月19日〜25日)のトップ20を見ると、大きく3つのグループに分かれます。

首位はシッコマン イン ザ パーティ「One Shot One PISS」の初登場でした。EBiDANについては「Yes! 東京」MVはなぜ1億回再生された?で詳しく解説しています。

理由① 子どもと一緒に“まねできる”歌とダンス

トップ20のうち6曲を占めたのが、YouTubeチャンネル「ボンボンアカデミー」の歌です。2026年6月のプレスリリースによると、チャンネル登録者数は123万人、動画の総再生回数は26億回超え。幼稚園や保育園で人気の曲、手あそび歌、ダンスやたいそう動画などを配信しています。2026年上半期のこのチャートでも、トップ20に4曲が入りました。

リリースでは、カラフルでインパクトのある映像と耳に残るメロディが、見た人が真似したくなる二次創作を生み、「踊ってみた」「歌ってみた」が全世代に人気になっていると説明されています。10月の発表分では、秋の歌「やきいもグーチーパー」が8位から5位に上がっていて、季節に合う曲が、その時期にまた使われる流れも見えます。

ロボットしずく
しずく社長
しずく社長の映像づくりのヒント子どもでも真似できる振りは、大人にとっても「すぐ真似できる振り」です。MVの中に、正面から全身がわかる“お手本カット”を入れておくと、見た人がそのまま練習に使えます。

理由② ボカロ曲は“歌ってみた・踊ってみた”の定番素材

もうひとつの大きなグループがボカロ曲です。Real Soundの記事(2025年8月)によると、DECO*27の「モニタリング」は2024年に発表され、TikTokなどのショート動画で人気を集めてバイラルヒットになりました。続く「チェリーポップ」は、2025年7月25日〜31日のYouTube Music Chartsの週間新着MVランキングで1位を取っています。

その「チェリーポップ」が、今回のチャートで52位から19位へ大きく上昇しました。発表から1年以上たった曲が、ユーザー投稿動画の中で改めて伸びているわけです。ボカロ曲は、歌い手や踊り手が自分の動画を作る素材として選ばれやすいジャンルです。公式MVが「元ネタ」として見られ、そこから次々に投稿が生まれる形が、チャートにそのまま表れていると私は見ています。

ロボットしずく
しずく社長
しずく社長の映像づくりのヒント公式MVの中に、キャラクターの決めポーズや、文字で見せるサビの一言など“切り取りやすい瞬間”を作っておくと、ファンが自分の動画で再現しやすくなります。

新曲だけでなく“長く使われる曲”が強い

このチャートのもうひとつの特徴は、チャートインの回数がとても長い曲が多いことです。Kanaria「KING」は通算305回目、ピノキオピー「神っぽいな」は264回目、「酔いどれ知らず」は235回目のチャートイン。ボンボンアカデミーの「からだ☆ダンダン」も120回目です。

TikTokのバズは「一気に広がって落ち着く」ことも多いですが、YouTubeのユーザー投稿動画は、検索されて見つかり、また新しい人が作ることで長く続きやすいのだと思います。「サビじゃない」部分から過去曲が見つけ直される流れは、「サビじゃない」手振りダンスはなぜバズる?でも紹介しました。

アーティストが真似できること

今回のチャートから、これからMV・PVを作るアーティストが取り入れられることは次の3つです。

  1. 「見る動画」と「作る素材」を分けて考える:公式MVは作品として作り込みつつ、ファンが使いやすい音源の区間や、真似しやすい振りを別に用意しておく。
  2. お手本になる映像を出す:正面からの振り付け動画や、ゆっくりの解説動画など、二次創作の“教材”になる映像をMVと一緒に撮っておく。
  3. 季節や行事とつながる曲は、毎年また出す:秋の歌が秋に伸びるように、季節の曲はその時期に動画を再投稿したり、新しい振りを加えたりすると、もう一度使われるきっかけになります。

私たち「あなたのチーム」では、MV・PVの撮影と同じ日に、TikTokやYouTubeショート用の縦型動画、振り付けのお手本動画までまとめて撮影する提案をしています。どの部分を“素材”として出すかも、撮影前の相談で一緒に考えます。もちろん再生数を保証するものではありませんが、公開後に動画が使われ続ける準備は、撮影の段階からできます。

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TikTokやYouTubeを専門とした
MV、PV撮影チーム「あなたのチーム」

撮影コンサルティング+撮影+再生数を伸ばすアドバイスまで。TikTok用の振り付けや縦型動画もまとめて作ります。街中撮影の作品で100万再生、歌+TikTok振り付け撮影でひとつの音源97万再生の実績があります。

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