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BUZZ COLUMN

SIX LOUNGE「君が眩しいから僕は星が見えない」はなぜバズった?|MVのないEP収録曲がTikTokから急上昇チャート首位になった理由

TikTok
SIX LOUNGE 君が眩しいから僕は星が見えない Lyric Video
▶ SIX LOUNGE 君が眩しいから僕は星が見えない Lyric VideoYouTube公式:SIX LOUNGE
SIX LOUNGE - 君が眩しいから僕は星が見えない / THE FIRST TAKE
▶ SIX LOUNGE - 君が眩しいから僕は星が見えない / THE FIRST TAKEYouTube公式:THE FIRST TAKE
ロボットしずく
しずく社長

どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。これまで個人のアカウントは200人以上、企業のアカウントは100社以上を見てきて、初めての投稿でも100万再生を連発。そんなバズる動画を制作してきました。
今回取り上げるのは、大分県出身の3人組バンド・SIX LOUNGEの「君が眩しいから僕は星が見えない」。2024年にEPの1曲として発表され、MVもなかったこの曲が、2026年にTikTokをきっかけに大きく広がり、Billboard JAPANの急上昇チャートで首位になりました。踊る曲ではないバンドの曲が、どうしてここまで届いたのか。映像を作る立場から読み解きます。

「君が眩しいから僕は星が見えない」ってどんな曲?

SIX LOUNGEは、大分県出身の3人組ロックンロール・バンドです。ボーカル&ギターのヤマグチユウモリさん、ベースのイワオリクさん、ドラムのナガマツシンタロウさんの3人で活動しています。

「君が眩しいから僕は星が見えない」は、2024年3月27日にリリースされたEP『All Right』の3曲目。地元・大分を舞台にしたラブソングで、作詞はナガマツさん、作曲はイワオさんが担当しています。Real Soundの記事によると、バンドの曲の大半はヤマグチさんとナガマツさんが書いていて、イワオさん作曲の曲はとても珍しいそうです。

そして大事なのが、この曲はシングルでもアルバムのリード曲でもなく、MVもなかったということ。ライブでもあまり演奏されず、主にコアなファンに愛されてきた1曲でした。

バズの経緯:TikTokから急上昇チャート首位へ

リリースから2年たった2026年、この曲がTikTokをきっかけに再び注目を集めます。流れを時系列で整理するとこうなります。

Real Soundによると、TikTokの関連動画の再生は9,000万回を超え、Shazamのバイラルチャートでも1位を記録しました。さらに10月14日発表のHeatseekers Songsでも3位に入っていて、夏のバズで終わらず、秋になっても聴かれ続けています。

SIX LOUNGEは、2023年にも「リカ」がTikTokで話題になった経験があります。一度広がった実績が、今回の曲を手に取ってもらう下地になった、とReal Soundは分析しています。

バズの理由① 説明のいらない「まっすぐな言葉」とメロディ

この曲が若い世代を中心に広がった一番の理由は、ストレートな歌詞だと報じられています。好きな人への気持ちを飾らない言葉で伝える内容で、ロックやバンドに詳しくない人にも、一度聴けば意味が伝わります。

メロディもシンプルです。静かなAメロから、ヤマグチさんのファルセット(裏声)が印象的なサビへ一気に開ける作りで、聴いた人の頭に景色が浮かびやすい。演奏も、歌を邪魔しないように控えめにまとめられています。

TikTokでは、ダンスのような「振り付け」がなくても、自分の気持ちや思い出を重ねられる曲はよく使われます。恋人や友だちとの写真・動画のBGMとして、または歌詞を文字で見せる動画として使いやすいことが、バンドの曲でも広がった理由だと私は見ています。

ロボットしずく
しずく社長
しずく社長の映像づくりのヒント踊る曲でなくても大丈夫。サビの一番強い言葉が「画面の文字だけで伝わるか」をチェックしてみてください。歌詞の文字と夕焼けや街の景色を合わせた縦型動画は、ほかの人が自分の思い出を重ねやすく、BGMとして使われやすくなります。

バズの理由② バズのあとに「受け皿の映像」を素早く出した

MVがない曲がバズったとき、困るのは「もっと聴きたい」と思った人が見に行く場所がないことです。SIX LOUNGEは、話題になり始めたタイミングでリリックビデオを公開し、その後THE FIRST TAKEで一発撮りの歌唱を届けました。

リリックビデオは「言葉」が刺さった人の受け皿に、THE FIRST TAKEは「この声を生で聴きたい」と思った人の受け皿になります。TikTokで知った人が、YouTubeでフルサイズを聴ける状態をすぐに作ったことが、短いバズを長いヒットにつなげたポイントです。

9月には同じくTHE FIRST TAKEで「メリールー」をバンドセッションで披露。1曲のバズから、ほかの曲を知ってもらう入り口も広げています。8月26日にはアルバム『逆夢』をリリースし、9月からは全国ツアー、2027年2月13日には初の日本武道館公演も予定されています。

THE FIRST TAKEが過去曲を再び広げた例は、私立恵比寿中学「愛のレンタル」のコラムでも取り上げています。

バンドがMV・TikTok動画づくりで真似できること

SIX LOUNGEの例から、これからMV・PVを作るバンドやシンガーソングライターが取り入れられることを3つにまとめます。

  1. リード曲以外にも「映像の器」を用意しておく:MVを全曲作るのは大変でも、リリックビデオや一発撮りの演奏動画なら短期間で作れます。どの曲がバズってもすぐ出せるよう、素材だけでも撮っておくと安心です。
  2. サビの言葉を縦型で切り出す:サビの数秒を、歌詞の文字と景色だけで成立する縦型動画にしておくと、ファン以外の人もBGMとして使いやすくなります。
  3. 「生の演奏」を見せる映像を持つ:言葉で興味を持った人の次の関心は「どんな人が、どんな声で歌っているのか」。演奏シーンのしっかりした映像があると、ライブに来てもらうきっかけにもなります。

昔の曲が再び聴かれる流れについては、アカシック「ピンク」から見る“10年前の曲”が再ブレイクする理由でもまとめています。

私たち「あなたのチーム」では、演奏シーンを中心にしたMVの撮影と、TikTok・YouTubeショート用の縦型動画をセットで提案しています。演奏+遠出撮影(送り迎えあり)や演奏+ドローン撮影など、バンド向けの撮影メニューもあります。撮影コンサルティングから撮影、再生数を伸ばすためのアドバイス、SNSのアイデア出しまで、まるごと50万円(税込)です。再生数のお約束はできませんが、「この曲をどう届けるか」から一緒に考えます。

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TikTokやYouTubeを専門とした
MV、PV撮影チーム「あなたのチーム」

撮影コンサルティング+撮影+再生数を伸ばすアドバイスまで。TikTok用の振り付けや縦型動画もまとめて作ります。街中撮影の作品で100万再生、歌+TikTok振り付け撮影でひとつの音源97万再生の実績があります。

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