アカシック「ピンク」から見る“10年前の曲”が再ブレイクする理由|Suchmos・moumoonも
2026年のTikTokは、過去曲の再ブレイクが当たり前になった年でした。そのひとつが、2014年発表のアルバム『プリチー』に収録されたアカシック「ピンク」。リリースから約12年たって、手振りダンスとともに広がりました。
アカシック「ピンク」はどう使われた?
流行したのは、2番のBメロに合わせた手振りダンス。布団やブランケットを持ち上げる動きを取り入れた動画が多く見られました。部屋の中・ベッドの上で撮れる手軽さが、投稿のハードルを下げています。同じアカシックの「you&i」も、思い出の振り返りや夜景の動画のBGMとして使われました。
再ブレイクのパターン① 手振りダンス型
「ピンク」のように、曲の一部分に簡単な手振りがつくことで広がるパターンです。moumoon「Sunshine Girl」(2010年、化粧品「ANESSA」のCMソングとして発表)も、2番サビの歌詞を表現した手振りダンスが親しみやすいと広がり、TikTokの2026年夏の人気楽曲ランキング(日本)で10位に入りました。
再ブレイクのパターン② BGM・雰囲気型
踊るのではなく、動画の雰囲気づくりに使われるパターンです。Suchmos「Miree」(2015年のアルバム『THE BAY』収録)は、思い出の振り返り動画やコーデ紹介動画のBGM、ドライブの曲として広がりました。
このタイプの曲は、ダンスのような「型」がなくても、Vlogや日常の動画に何度も使われることで、じわじわと聴かれていきます。
再ブレイクのパターン③ ミーム型
まったく別の映像と組み合わさって、ネタとして広がるパターンです。代表例が、インドネシアのボートレースの映像と組み合わさったサカナクション「夜の踊り子」。詳しくは「夜の踊り子」のコラムで解説しています。
アーティストが準備できること
過去曲が再ブレイクしたとき、新しく知った人が最初に探すのはMVとアーティスト本人です。
- 代表曲・人気曲のMVを、今の画質・今の縦型SNSに合わせて作り直す
- 手振りをつけやすい部分を、自分から振り付け動画として出しておく
- Vlogや日常の動画で使われやすいよう、インスト版や短い音源も用意する
あなたのチームでは、既存の曲のMV制作や、TikTok用の振り付け・縦動画の撮影もお受けしています。「昔の曲をもう一度届けたい」というご相談も歓迎です。
※数字や順位は、各記事・発表の時点のものです。曲名・アーティスト名は各権利者のものです。

