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文化の日と芸術鑑賞会|「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日に考える、学校で本物の文化にふれる意味

文化の日・伝統文化
和太鼓・囃子 千代園 剛
▶ 和太鼓・囃子 千代園 剛
ロボットしずく
しずく社長

どうも、こんにちは!ロボットしずくです。稲川幸雄さんの演劇に参加したあと「劇団ロボットカンパニー」を立ち上げ、40人の仲間と舞台をつくってきた演劇人・パフォーマーです。今は芸術鑑賞プロデュース会社「心」で、学校の芸術鑑賞会をお手伝いしています。
11月3日は「文化の日」。カレンダーではおなじみの祝日ですが、「どんな日なの?」と子どもたちに聞かれて、すぐに答えられるでしょうか。今回は、文化の日と11月の「教育・文化週間」の由来を確かめながら、韓国の「文化の日」の取り組みも紹介し、学校の芸術鑑賞会が子どもたちにとってどんな「文化の時間」になるのかを、舞台をつくる側の目線で考えてみます。

文化の日は「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日

文化の日は、昭和23年(1948年)に公布された「国民の祝日に関する法律」で定められた祝日です。法律には、11月3日の文化の日について「自由と平和を愛し、文化をすすめる。」と書かれています。

11月3日は、昭和21年(1946年)に日本国憲法が公布された日でもあります。国立公文書館の展示では、この日に貴族院本会議場で公布の式典が行われたことが紹介されています。

私がこの短い一文で好きなのは、「文化」が「自由と平和」と並べて書かれているところです。歌ったり、踊ったり、物語を演じたり、笑ったり。文化は、安心して暮らせる毎日があってこそ花開くもの。逆に言えば、文化にふれる時間は、子どもたちが「自分たちの暮らしの豊かさ」に気づくきっかけにもなります。

11月1日〜7日は「教育・文化週間」|学校と文化を見つめ直す1週間

文化の日をはさむ11月1日から7日までの1週間は、「教育・文化週間」です。文部科学省のページによると、昭和34年(1959年)の閣議了解に基づいて始まり、同じ年から毎年行われています。その趣旨は、教育と文化について、関係者だけでなく広く一般の人の関心と理解を深め、その充実と振興をはかることだと説明されています。文部科学省と各教育委員会が中心となって取り組む週間です。

2026年は、11月1日が日曜日、文化の日の11月3日が火曜日にあたります。秋は文化祭や学習発表会、音楽会など、学校でも文化に関わる行事が重なる季節です。芸術鑑賞会もそのひとつ。学習指導要領での芸術鑑賞会の位置づけについては、日本の芸術鑑賞会の位置づけで詳しく紹介しています。

ロボットしずく
しずく社長
しずくのワンポイント朝の会や学級通信で、「11月3日はどんな日?」とクイズを出してみてください。祝日の法律の一文「自由と平和を愛し、文化をすすめる」を黒板に書くだけで、子どもたちと「文化ってなんだろう?」を話すきっかけになりますよ。

韓国では「毎週水曜日が文化の日」に|海外の文化の日

海外にも「文化の日」と呼ばれる取り組みがあります。私が注目しているのは、韓国の「文化がある日(Culture Day)」です。韓国の英字紙コリア・ヘラルドによると、この取り組みは2014年に始まり、韓国の文化体育観光部が中心となって、毎月最後の水曜日に博物館や劇場などで割引入場や特別プログラムを提供してきました。図書館では、ふだんの2倍まで本を借りられる例も紹介されています。

さらに、国際的な芸術文化機関のネットワークであるIFACCAのニュースによると、韓国はこの「文化の日」を2026年4月1日から毎週水曜日に広げました。人々が日常生活の中で文化を体験しやすくすることがねらいだと伝えられています。

年に一度の祝日として文化を祝う日本と、毎週の習慣として文化を暮らしに入れようとする韓国。形は違っても、「文化は特別な人のものではなく、みんなの毎日のもの」という考え方は共通しているように感じます。

芸術鑑賞会は、子どもたちにとっての「文化の日」

子どもたちの中には、劇場やコンサートホールにまだ行ったことがない子もいるかもしれません。だからこそ、全員が同じ時間に同じ舞台を見られる学校の芸術鑑賞会には、大きな意味があると私は考えています。

舞台をつくってきた人間として感じるのは、文化は「見る」だけでなく「その場にいる」ことで伝わるということです。太鼓の音がお腹に響く。役者の息づかいが聞こえる。隣の友だちと同時に笑う。こうした体験は、体育館でもホールでも、生の舞台ならではのものです。

伝統芸能の魅力や楽しみ方は伝統芸能の芸術鑑賞会でも紹介していますが、文化の日をきっかけに「昔から続いてきた文化」と「今つくられている文化」の両方に目を向けると、子どもたちの見方がぐっと広がります。

学年別|文化の日の前後にできる事前・事後学習

ロボットしずく
しずく社長
しずくのワンポイント鑑賞会のあと、「100年後の子どもたちに残したい文化はなに?」と聞いてみてください。今日見た舞台を挙げる子もいれば、好きな曲やゲームを挙げる子もいます。どの答えも、その子が大切にしている「文化」です。

伝統と「今」をつなぐ演目で、文化を身近に

「心」の演目には、日本の伝統文化を入り口にできる舞台があります。狂言方大蔵流 大藏教義は、年間50校で公演する若手狂言師による狂言の舞台。和太鼓・囃子 千代園 剛は、日本国内だけでなく海外でも活躍する和太鼓と囃子の公演です。

また、和の音楽を今の感覚で届ける演目もあります。和BOXは高校生に人気の和の音楽ステージ、音の新選組は4種類の音楽を極めた侍音楽ユニットです。伝統の形をそのまま味わう舞台と、伝統を今の音楽と出会わせる舞台。並べてみると、文化が昔から形を変えながら受け継がれてきたことが、子どもたちにも実感しやすくなります。

芸術鑑賞プロデュース会社「心」では、伝統芸能から和の音楽、演劇やパフォーマンスまで、学年やねらいに合わせた演目をご提案しています。「文化の日や教育・文化週間に合わせて、日本の文化にふれる時間をつくりたい」「伝統と今の両方を感じられる舞台を探している」など、お気軽にご相談ください。

これからの時代の、新しい芸術鑑賞会。芸術鑑賞プロデュース会社「心」
KOKORO

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演劇・音楽・伝統芸能・パフォーマンス・講演会まで20を超える演目から、学年・テーマ・会場・ご予算に合わせてご提案します。小学校・中学校・高校・大学へ派遣して18年。体育館・ホールでの公演をお届けします。

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