
どうも、こんにちは!ロボットしずくです。稲川幸雄さんの演劇に参加したあと「劇団ロボットカンパニー」を立ち上げ、40人の仲間と舞台をつくってきた演劇人・パフォーマーです。今は芸術鑑賞プロデュース会社「心」で、学校の芸術鑑賞会をお手伝いしています。
芸術鑑賞会は「なんとなく毎年やっている行事」と思われがちですが、実はきちんとした教育の枠組みの中にあります。この記事では、芸術鑑賞会が学校教育の中でどう位置づけられているのかを、公的な資料をもとに整理します。
学習指導要領の「学校行事」
学校で行う教育の内容は、文部科学省の学習指導要領で示されています。その中の「特別活動」には、学級活動や生徒会活動などと並んで学校行事があり、次のような種類に分けられています。
- 儀式的行事
- 文化的行事
- 健康安全・体育的行事
- 遠足(旅行)・集団宿泊的行事
- 勤労生産・奉仕的行事
芸術鑑賞会は、このうちの文化的行事として行われることが多い行事です。文化的行事の内容には、日ごろの学習の成果を発表することに加え、文化や芸術に親しむ活動が挙げられています。
文化庁による学校公演の事業
国も、子どもたちが文化芸術に触れる機会づくりを進めています。文化庁は、選ばれた文化芸術団体が学校で公演を行う巡回公演や、芸術家を学校に派遣する事業を実施しています。宮城県の案内によると、巡回公演では1回80〜100分程度の公演に加え、公演の約1か月前に団体が学校を訪れてワークショップを行う形がとられています。
対象は主に小学校・中学校などで、地域や年度によって募集の方法が異なります。最新の募集内容は、都道府県や教育委員会の案内で確認してください。
学校ごとに企画する芸術鑑賞会
国の事業とは別に、多くの学校では、学校や学年ごとに予算を組んで芸術鑑賞会を企画しています。こちらは学校が自由に演目を選べるのが特長で、
- 学年のテーマ(平和学習、キャリア教育など)に合わせられる
- 時期や時間を学校の行事予定に合わせやすい
- 体育館公演・ホール公演・オンライン鑑賞など形を選べる
といったメリットがあります。
なぜ「生の舞台」が教育になるのか
私は劇団ロボットカンパニーで40人の仲間と舞台をつくってきましたが、舞台は一人では成り立ちません。役者、音響、照明、裏方が息を合わせ、そこに客席の反応が加わって、初めて一つの作品になります。
芸術鑑賞会で子どもたちが目にするのは、作品そのものだけではなく、たくさんの人が協力して一つのものをつくり上げる姿でもあります。学校行事の目標である「集団への所属感や連帯感」とも、深くつながっていると感じます。
芸術鑑賞プロデュース会社「心」では、学校ごとの芸術鑑賞会の企画から、演目のご提案、当日の進行までお手伝いしています。行事のねらいに合わせた演目選びもご相談ください。
※制度や事業の内容は、記事作成時点で公開されている情報をもとにしています。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。






