社員インフルエンサーの始め方|会社員がSNSで「会社の顔」になるメリットと伸ばすコツ7つ・注意点
どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。これまで個人のアカウントは200人以上、企業のアカウントは100社以上を見てきて、初めての投稿でも100万再生を連発。そんなバズる動画を制作してきました。
最近、「うちの会社でも、社員にSNSで発信してもらいたい」「会社員だけど、仕事のことをSNSで発信してみたい」という声をよく聞くようになりました。会社の公式アカウントよりも、そこで働く「人」の顔が見える発信のほうが、親しみを持ってもらいやすいからです。この記事では、社員インフルエンサーの意味から、始める前に決めておくルール、始め方の5ステップ、伸ばすコツ、そして気をつけたいことまで、順番にお話しします。
社員インフルエンサーとは?公式アカウント・社長の発信との違い
社員インフルエンサーとは、会社で働く社員が、自分の名前や顔、キャラクターを出してSNSで発信し、会社や商品、仕事の魅力を伝える人のことです。芸能人や有名インフルエンサーのようにフォロワーが何十万人もいる必要はありません。「この会社には、こんな人が働いているんだ」と伝わることが、いちばんの役割です。
よく似たものに、会社の公式アカウントや、社長自身の発信があります。違いをかんたんにまとめると、次のようになります。
| 発信のかたち | だれが話す? | 得意なこと |
|---|---|---|
| 公式アカウント | 会社そのもの | 新商品やお知らせなど、正確な情報を届ける |
| 社長の発信 | 経営者 | 会社の考え方やビジョン、決断の背景を伝える |
| 社員インフルエンサー | 現場で働く社員 | 仕事の様子や職場の雰囲気、商品の使い方をリアルに見せる |
どれがいちばん良い、というものではなく、役割が違います。公式アカウントは「お知らせ」、社長は「考え方」、社員は「現場のリアル」と考えるとわかりやすいです。社長の発信については社長のSNS発信の始め方の記事でくわしくまとめています。
会社と社員、それぞれのメリット
社員インフルエンサーは、会社にとっても、発信する社員にとってもメリットがあります。両方の目線で見ておくと、社内で話を進めるときにも説明しやすくなります。
会社にとってのメリット
- 親しみを持ってもらいやすい:会社名だけでは伝わりにくい雰囲気が、人を通して伝わります。
- 採用につながりやすい:働く人の1日や、職場の空気を見てから応募したいと考える人は少なくありません。
- 商品の良さを「使う人目線」で伝えられる:作っている人、売っている人だからこそ話せる裏話や使い方があります。
- 広告とは違う形で知ってもらえる:おすすめに表示された投稿から、会社を初めて知ってもらうきっかけになります。
社員にとってのメリット
- 発信する力が身につく:企画・撮影・編集・分析は、これからの仕事で役立つスキルです。
- 自分の仕事を見直すきっかけになる:「どう伝えたら伝わるか」を考えると、仕事の価値に改めて気づけます。
- 社内外に知ってもらえる:発信を見た取引先やお客様から声をかけてもらえることもあります。
始める前に決めておく5つのルール
いきなり投稿を始めるのではなく、最初にルールを決めておくことがとても大切です。ルールがないまま始めると、「これは投稿していいの?」と毎回迷ったり、思わぬトラブルにつながったりします。最低限、次の5つは決めておきましょう。
- アカウントの持ち主:会社が用意するアカウントか、社員個人のアカウントか。退職や異動のときにどうするかも決めておきます。
- 発信してよいこと・いけないこと:お客様の情報、発表前の商品、社内の数字、取引先の名前など、出してはいけない情報をはっきりさせます。
- 確認の流れ:投稿前にだれがチェックするか。すべてを事前チェックにすると遅くなるので、「この内容のときだけ確認する」と決めるのもひとつの方法です。
- 業務としての扱い:撮影や編集を勤務時間内にやってよいか、どのくらいの時間を使ってよいかを決めます。
- 困ったときの相談先:批判的なコメントが来たときや、迷ったときにすぐ相談できる人を決めておきます。
このルールは、社員をしばるためではなく、社員を守るためのものです。「ここまでは自由にやっていいよ」という範囲がわかると、社員も安心して発信できます。
社員インフルエンサーの始め方5ステップ
ルールが決まったら、いよいよ始めましょう。ここでは、初めての人でも進めやすい5つのステップを紹介します。
- 目的を1つに決める:「採用で応募を増やしたい」「商品の使い方を知ってほしい」など、何のために発信するのかを1つに絞ります。目的によって、見せる内容も、使うSNSも変わります。
- 使うSNSを選ぶ:職場の雰囲気や仕事の様子を短い動画で見せるならTikTokやInstagramのリール、くわしい解説ならYouTube、日々の気づきを言葉で伝えるならThreadsが向いています。最初は1つにしぼるのがおすすめです。
- キャラクターと役割を決める:「入社2年目の営業」「工場の品質チェック担当」など、自分がどんな立場で話すのかを決めます。プロフィールにも書いておくと、見た人がすぐに理解できます。
- 投稿のネタを10本書き出す:「仕事の1日」「新人がつまずいたこと」「商品のちょっとした使い方」「職場のあるある」など、まず10本分のネタをメモしてから始めると、途中で止まりにくくなります。
- 週に決まった本数を出して、数字を見る:週2〜3本など、無理のない本数を決めて続けます。1か月ほど続けたら、どの投稿がよく見られたかを確認して、次の投稿に活かします。
見てもらえる発信のコツ7つ
社員の発信が見られるかどうかは、フォロワーの数よりも「中身」で決まります。会社の宣伝っぽくならず、見た人が「おもしろい」「役に立つ」と思える投稿にするためのコツを7つ紹介します。
- 宣伝より「人」を見せる:商品の紹介ばかりだと、広告と同じように見られてしまいます。働く人の表情や考え方を中心にしましょう。
- 最初の1秒で何の動画かわかるようにする:「〇〇の仕事の裏側」「新人がやりがちな失敗」など、冒頭で内容がわかる言葉を入れます。
- 社内の人しか知らない話をする:作っている途中の様子や、社員だけが知っている豆知識は、社員ならではの強みです。
- 専門用語をかみくだく:業界では当たり前の言葉でも、見る人にはわからないことがあります。中学生にも伝わる言葉を意識しましょう。
- シリーズにする:「〇〇担当の1日」「よくある質問に答えてみた」など、同じ形の投稿を続けると、見る人が次も楽しみにしてくれます。
- コメントに返事をする:質問に答える投稿を出すと、見ている人との距離がぐっと近づきます。
- ほかの社員も巻きこむ:1人で続けるのはたいへんです。同僚に出てもらったり、撮影を手伝ってもらったりすると、内容にも広がりが出ます。
「会社の中のことなんて、だれが見るんだろう」と思うかもしれません。でも、自分にとっては当たり前の毎日が、外の人にはとても新鮮に見えることがあります。まずは身近なところからネタを探してみてください。
気をつけたいこと(ステマ規制・情報漏えい・負担)
社員インフルエンサーは、会社の名前を背負って発信します。だからこそ、気をつけたいポイントがいくつかあります。始める前に、社員と会社の両方で確認しておきましょう。
ステマ規制とPR表記
2023年10月から、広告であることを隠した宣伝(いわゆるステマ)は景品表示法で規制されています。社員が自分の会社の商品をすすめる投稿は、会社が内容に関わっている場合などに、会社の広告とみなされることがあります。会社の商品を紹介するときは、自分がその会社の社員であることがわかるようにしておくことが大切です。くわしくはステマ規制とは?SNSの「PR表記」の付け方の記事で解説しています。ルールは見直されることがあるため、最新の公式情報も確認してください。
情報漏えいと写りこみ
オフィスや現場で撮影するときは、パソコンの画面、ホワイトボード、書類、お客様の顔などが写りこんでいないか、投稿前に必ず見直しましょう。ほかの社員が写る場合は、事前に本人の了解をとることも忘れずに。
社員の負担と心のケア
発信を続けると、うれしいコメントだけでなく、きびしい声が届くこともあります。1人でかかえこまず、ルールで決めた相談先にすぐ話せるようにしておきましょう。また、本来の仕事に加えて発信をお願いするなら、時間や評価の面でも無理がないように考えることが大切です。
とはいえ、「何を投稿すればいいかわからない」「撮り方や編集のしかたがわからない」というところで止まってしまう人も多いです。プロに投稿を見てもらうと、どこを直せば見られるようになるのかが早くわかります。
RPGクリエイタースクールは、YouTube・Instagram・TikTok・Threadsの4つをまとめて学べる、仕事に特化したSNSスクールです。授業はオンラインなので日本全国どこからでも受講でき、入学した次の週から週1回の授業に参加できます。運営は、タレントやインフルエンサーのマネジメントを行う株式会社RPGエンターテイメント。私ロボットしずくがこれまでに増やしてきたフォロワー数は、2000万人以上です。
コースは、スタンダード(3ヶ月)、プロ(6ヶ月)、マスター(1年)の3つ。会社の発信を担当する方も、個人で発信を始めたい方も、どんな投稿を出せば伸びるのかを授業で一緒に考えていきます。なお、SNSで得られる成果や収入は人によって違い、収入を保証するものではありません。
内山さん1080万人
あたろー120万人
りうたんと一茶79万人
おおにしさとし68万人
まりあさん32万人
半田なない31万人
RPGクリエイタースクールは、YouTube・Instagram・TikTok・Threadsをまとめて学べるSNSスクール。
プロに自分の投稿を直接見てもらいながら、SNSを伸ばせます。