社長のSNS発信の始め方|経営者がSNSをやるメリットと続けるコツ7つ・注意点
どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。これまで個人のアカウントは200人以上、企業のアカウントは100社以上を見てきて、初めての投稿でも100万再生を連発。そんなバズる動画を制作してきました。
「会社のSNSはやっているけど、社長の自分が顔を出して発信するのはちょっと…」と迷っていませんか。実は、社長本人の発信は、会社のアカウントにはない強さを持っています。社長の考えや人柄が伝わると、お客様や取引先、これから一緒に働く人に「この会社なら安心できる」と感じてもらいやすくなるからです。この記事では、社長・経営者がSNS発信を始めるときに決めることから、具体的な始め方、続けるコツ、気をつけたい注意点まで、順番にお話しします。
社長がSNSで発信するメリット
会社のアカウントは、どうしても「お知らせ」や「商品紹介」が中心になりがちです。一方で社長のアカウントは、「なぜこの仕事をしているのか」「どんな会社にしたいのか」という、会社の中心にある想いを自分の言葉で伝えられます。人は「会社」よりも「人」に親しみを感じやすいもの。社長の顔が見えるだけで、会社への信頼はぐっと高まります。
社長がSNSで発信すると、次のようなメリットが期待できます。
| メリット | どういうことか |
|---|---|
| 会社の信頼が高まる | 社長の考え方や人柄が見えることで、「どんな人がやっている会社か」が伝わり、安心して問い合わせてもらいやすくなります。 |
| 採用につながる | 仕事への想いや会社の雰囲気を知ったうえで応募してもらえるので、考え方の合う人と出会いやすくなります。 |
| お客様や取引先との接点が増える | 投稿を見て「前から気になっていました」と声をかけてもらえるなど、名刺交換の前から関係づくりができます。 |
| 広告にたよりすぎない集客 | 投稿はお金をかけずに続けられ、過去の投稿も会社の資産として残ります。 |
| 社員にも想いが伝わる | 社長の考えをふだんから発信していると、社内にも会社の方向性が伝わりやすくなります。 |
もちろん、発信を始めてすぐに結果が出るわけではありません。ただ、社長の発信は「会社の顔」として長く積み上がっていくものです。会社のアカウント運用についてはお店・会社のSNS集客の始め方でもくわしくお話ししているので、あわせて読んでみてください。
始める前に決める3つのこと
いきなり投稿を始める前に、「目的」「届けたい相手」「使うSNS」の3つだけは決めておきましょう。ここがぶれると、投稿の内容があちこちに散らばってしまい、だれに向けたアカウントなのかが伝わらなくなります。
1. 目的:何のために発信するのか
「採用を強くしたい」「会社の認知を広げたい」「お客様との信頼関係を深めたい」など、いちばんの目的をひとつ決めます。目的によって、話す内容や選ぶSNSが変わります。
2. 届けたい相手:だれに見てほしいのか
「同じ業界で働く人」「地元のお客様」「これから就職する学生」など、見てほしい人をできるだけ具体的に思い浮かべます。その人が知りたいこと、困っていることを話すのが、伸びる投稿の近道です。
3. 使うSNS:どこで発信するのか
最初からすべてのSNSをやる必要はありません。目的と相手に合うものを1つか2つ選びましょう。
| SNS | 向いている発信 |
|---|---|
| YouTube | 考え方や会社のことを長めの動画でしっかり伝えたいとき。ショート動画で入り口を作ることもできます。 |
| 会社の雰囲気、商品、働く人の様子を写真やリールで見せたいとき。 | |
| TikTok | 短い動画で、まだ会社を知らない人にも広く届けたいとき。 |
| Threads | 日々の気づきや考えを文章で気軽に発信し、会話を楽しみたいとき。 |
社長のSNS発信の始め方5ステップ
決めることが決まったら、さっそく始めてみましょう。最初の1ヶ月は「完璧な投稿」を目指すより、発信に慣れることを大切にしてください。
- プロフィールを整える:名前、顔がわかるアイコン、「だれが・何を発信しているか」がひと目でわかる自己紹介文を用意します。会社名とホームページへのリンクも入れましょう。書き方はSNSプロフィールの作り方を参考にしてください。
- 話せるテーマを書き出す:創業のきっかけ、仕事で大切にしていること、業界の豆知識、失敗から学んだこと、社員の紹介など、思いつくものを20個ほど紙に書き出します。これが投稿のネタ帳になります。
- 投稿の型をつくる:「結論→理由→具体例→まとめ」のように、毎回同じ流れで話すと準備がぐっと楽になります。動画なら最初の1〜2秒で「今日は何の話か」を伝えましょう。
- ペースを決めて投稿する:「週2回、火曜と金曜」のように、無理なく守れるペースを決めます。予定に書き込んで、仕事のひとつとして時間を確保するのがおすすめです。
- 反応を見て直す:1ヶ月ほど続けたら、見られた回数や保存、コメントが多かった投稿を見比べます。反応の良かったテーマを増やし、反応の少なかったものは話し方や見せ方を変えてみます。
社長のSNS発信を続けるコツ7つ
社長は毎日がとても忙しいですよね。だからこそ、「がんばらなくても続く仕組み」を最初に作っておくことが大切です。私がおすすめしたいコツを7つまとめました。
- まとめて撮る・まとめて書く:週に1回、30分〜1時間の「発信タイム」をとり、数本分をまとめて準備します。
- 日々の仕事をネタにする:会議で話したこと、お客様からいただいた質問、現場で気づいたことは、そのまま投稿のネタになります。スマホのメモにためておきましょう。
- 自慢より「役に立つ話」:実績の紹介ばかりだと、見る人は疲れてしまいます。見た人が「なるほど」と思える学びや気づきを中心にしましょう。
- 失敗や悩みも正直に話す:うまくいかなかった経験や、そこからどう考えたかを話すと、人柄が伝わり親しみを持ってもらえます。
- 専門用語を使いすぎない:業界の言葉は、外の人にはわかりにくいものです。中学生にも伝わるくらいの言葉を意識しましょう。
- コメントに返事をする:コメントへの返事は、ファンとの信頼関係を育てるいちばんの近道です。短い一言でも十分です。
- 数字だけで判断しない:見られた回数が少なくても、問い合わせや採用の応募につながっていることがあります。「だれに届いたか」にも目を向けましょう。
社長が発信するときの注意点
社長の言葉は「会社の言葉」として受け取られます。発信の影響が大きいぶん、投稿する前に一度立ち止まって確認する習慣をつけておきましょう。
- 社外秘の情報を出さない:取引先の名前、売上、開発中の商品など、公開していない情報が写真や動画の背景に映り込んでいないかも確認します。
- 社員やお客様のプライバシーを守る:社員やお客様が映る場合は、必ず事前に本人の了解をとりましょう。
- 強い言葉や決めつけを避ける:政治や宗教、特定の人や会社を批判する発言は、思わぬ炎上につながることがあります。くわしくはSNSの炎上対策の記事で、投稿前のチェックリストを紹介しています。
- 広告やPRははっきり伝える:ほかの会社から頼まれて商品を紹介する場合は、広告であることがわかるように表示する必要があります(いわゆるステマ規制)。ルールは変更されることがあるため、最新の公式情報を確認してください。
- 社内で発信のルールを共有する:社長の投稿を手伝う社員がいる場合は、「出してよい情報」「出さない情報」を事前に決めておくと安心です。
まとめ:社長の言葉は会社のいちばんの名刺
社長のSNS発信は、会社の想いや人柄をまっすぐ伝えられる、とても心強い手段です。目的・相手・SNSの3つを決めて、プロフィールを整え、無理のないペースで続けていきましょう。完璧を目指すより、まずは1本出してみることがいちばん大切です。
ただ、「何を話せばいいのかわからない」「動画の撮り方や見せ方に自信がない」という社長さんも多いと思います。そんなときは、プロに投稿を見てもらいながら進めると、遠回りせずに伸ばし方が身につきます。
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