YouTube台本の書き方|初心者でも作れるテンプレートと構成のコツ7つ
どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。これまで個人のアカウントは200人以上、企業のアカウントは100社以上を見てきて、初めての投稿でも100万再生を連発。そんなバズる動画を制作してきました。
「カメラの前に立つと、何を話せばいいかわからなくなる」「撮ったあとに見返すと、話があちこちに飛んでいる」。そんな悩みを持っている人は、とても多いです。その原因の多くは、台本がないまま撮影していることにあります。この記事では、YouTubeの横長の動画(長尺動画)を作るときの台本の書き方を、書く前の準備から、基本の構成、そのまま使えるテンプレート、最後まで見てもらうためのコツまで、順番にやさしく解説します。
YouTubeに台本は必要?2つの書き方
結論から言うと、YouTubeを始めたばかりの人ほど、台本は書いたほうがいいと私は考えています。台本があると、話す順番に迷わなくなり、言いまちがいや「えーっと」が減ります。撮り直しも少なくなるので、編集の時間も短くなります。
ただし、台本といっても、ドラマのようにセリフを一字一句すべて書く必要はありません。YouTubeの台本には、大きく分けて次の2つの書き方があります。
| 書き方 | 向いている人・動画 | 注意点 |
|---|---|---|
| 全部書くタイプ 話すセリフをそのまま文章で書く | 話すのが苦手な人、解説・ニュース・ナレーション動画 | 読んでいる感じが出やすいので、話し言葉で書く |
| 箇条書きタイプ 話す順番とポイントだけ書く | 話すのに慣れてきた人、雑談・Vlog・企画系の動画 | 大事な一言(つかみ・まとめ)だけは文章で書いておく |
はじめのうちは「全部書くタイプ」で書いてみて、慣れてきたら少しずつ「箇条書きタイプ」に移っていくのがおすすめです。どちらの場合も、最初の数十秒と、最後のまとめだけはしっかり文章で書いておくと安心です。
台本を書く前に決める3つのこと
いきなり台本を書き始めると、途中で「結局、何が言いたいんだっけ?」となりがちです。書き始める前に、次の3つをメモ帳に1行ずつ書き出してみてください。この3行が、台本の「設計図」になります。
- 誰に見てほしいか:「SNSを始めたばかりの30代の会社員」のように、できるだけ具体的に1人を思い浮かべます。見る人がはっきりすると、使う言葉や説明のくわしさが自然に決まります。
- この動画で何を伝えるか:伝えたいことは1本の動画で1つにしぼります。「〇〇のやり方がわかる」「〇〇のおもしろさが伝わる」のように、ひとことで言える形にします。
- 見終わったあと、どうなってほしいか:「さっそく試してみたくなる」「次の動画も見たくなる」「チャンネル登録したくなる」など、見た人のゴールを決めておきます。
この3つはタイトルやサムネイルとも深くつながっています。タイトルで約束したことを、台本の中で必ず回収するようにしましょう。サムネイルの作り方はYouTubeサムネイルの作り方でくわしく解説しています。
YouTube台本の基本の構成
YouTubeの台本は、次の4つのパートで組み立てると、初心者でもまとまった動画になります。動画の長さが変わっても、この順番は同じです。
| パート | 話すこと | ねらい |
|---|---|---|
| 1. オープニング(つかみ) | この動画で何がわかるか、どんないいことがあるか | 最初の数十秒で「見る理由」を伝え、離脱を防ぐ |
| 2. 本題 | 伝えたいことを、順番に・具体的に | 見どころを途中にも置いて、最後まで飽きさせない |
| 3. まとめ | 本題のポイントをもう一度短く | 見た人の頭の中を整理して、内容を覚えてもらう |
| 4. エンディング | 次の動画の案内、チャンネル登録やコメントのお願い | 次の行動につなげる |
オープニングは「あいさつ」より「中身」から
よくある失敗が、オープニングで長い自己紹介やあいさつをしてしまうことです。見る人は「この動画で何がわかるのか」を知りたくて再生しています。あいさつはひとことにして、すぐに「今日は〇〇を紹介します。最後まで見ると〇〇ができるようになります」と、動画の中身と見るメリットを伝えましょう。
本題は「結論 → 理由 → 具体例」の順番で
本題の中で1つのポイントを話すときは、先に結論を言い、そのあとに理由、最後に具体例を話すとわかりやすくなります。いくつかのポイントを話すときは、「ポイントは3つあります。1つ目は…」のように、最初に数を伝えておくと、見る人が「あといくつだな」と安心して見続けられます。
そのまま使える台本テンプレート
ここでは、「〇〇のやり方」を紹介する解説動画を例に、そのまま使えるテンプレートを用意しました。〇〇の部分を自分のテーマに入れかえるだけで、台本の形ができあがります。
| パート | 台本の例 |
|---|---|
| オープニング | 「〇〇がうまくいかない…と悩んでいませんか?今日は、初心者でもすぐにできる〇〇のやり方を3つ紹介します。最後まで見ると、明日から〇〇ができるようになりますよ。」 |
| あいさつ(短く) | 「どうも、〇〇チャンネルの〇〇です。」 |
| 本題1 | 「まず1つ目は〇〇です。なぜかというと〇〇だからです。たとえば〇〇のときは…(実際にやって見せる)」 |
| 本題2 | 「2つ目は〇〇です。ここ、まちがえる人がすごく多いんですが…(よくある失敗と直し方)」 |
| 本題3 | 「最後の3つ目が、いちばん大事なポイントです。それは〇〇です。…」 |
| まとめ | 「今日は〇〇のやり方を紹介しました。1つ目は〇〇、2つ目は〇〇、3つ目は〇〇でした。」 |
| エンディング | 「次の動画では〇〇を紹介する予定です。やってみた感想をコメントで教えてください。チャンネル登録もしてもらえるとうれしいです。」 |
本題の中で「ここ、まちがえる人がすごく多いんですが」「最後の3つ目が、いちばん大事です」のように、次を見たくなる一言をはさむと、途中で見るのをやめる人が減りやすくなります。また、台本の横に「ここで画面に文字を出す」「ここで実物を見せる」など、映像のメモを書いておくと、撮影と編集がとても楽になります。
最後まで見てもらう台本のコツ7つ
構成ができたら、次は中身をみがいていきます。台本を書いたあとに、次の7つをチェックしてみてください。
- 話し言葉で書く:「〜である」「〜と考えられる」ではなく、「〜なんです」「〜ですよね」のように、ふだん話すときの言葉で書きます。
- 一文を短くする:一文が長いと、話していて息が続かず、聞く人もついていけません。「、」が2つ以上ある文は、2つに分けられないか考えてみましょう。
- 見る人に話しかける:「みなさんも、こんな経験ありませんか?」のように問いかけを入れると、見る人が自分ごととして聞いてくれます。
- むずかしい言葉は言いかえる:専門用語を使うときは、すぐあとに「つまり〇〇ということです」と、やさしい言葉で言いかえます。
- 具体例を入れる:「便利です」だけでなく、「朝の準備が10分短くなります」のように、場面が思い浮かぶ例を入れると伝わりやすくなります(数字は自分で確かめたものだけを使いましょう)。
- 同じ話をくり返さない:書いた台本を読み返し、同じことを2回言っている部分はけずります。けずるほど、テンポのいい動画になります。
- 声に出して読んでみる:書き終わったら、必ず一度声に出して読みます。言いにくいところ、つっかえるところは、言いやすい言葉に書き直しましょう。
台本ができたらやること
台本は、書いて終わりではありません。撮影して、投稿して、数字を見て、次の台本に活かす。このくり返しで、台本はどんどん上手になっていきます。
- 読み上げて時間を計る:台本を声に出して読み、だいたいの長さを確かめます。思ったより長いときは、本題の具体例やくり返しをけずります。
- 台本を見やすい場所に置いて撮影する:スマホやタブレットに台本を表示して、カメラの近くに置くと、目線がずれにくくなります。撮影のコツはスマホ撮影のコツも参考にしてください。
- パートごとに区切って撮る:最初から最後まで一気に撮ろうとせず、オープニング・本題1・本題2…と区切って撮ると、失敗しても撮り直しが少なくてすみます。
- 投稿後に「どこで見るのをやめたか」を見る:YouTube Studioのアナリティクスでは、視聴者がどのあたりで見るのをやめたかを確認できます。見る人が大きく減っている部分は、台本のどこだったのかを照らし合わせて、次の台本で直しましょう(画面や機能の名前は変更されることがあるため、最新の公式情報を確認してください)。
チャンネル全体を伸ばしていく流れは、YouTubeのチャンネル登録者を増やす方法でまとめています。台本づくりとあわせて読んでみてください。
とはいえ、自分の台本のどこがわかりにくいのか、どこで見る人が飽きてしまうのかは、1人ではなかなか気づけないものです。第三者に台本や動画を見てもらうと、直すべきところがぐっと見えやすくなります。
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