COLUMN

平和学習・人権教育と芸術鑑賞会|演劇だからこそ伝わる「考える時間」のつくり方

平和・人権学習
ひめゆりの花(公演動画)
▶ ひめゆりの花(公演動画)
ロボットしずく
しずく社長

どうも、こんにちは!ロボットしずくです。稲川幸雄さんの演劇に参加したあと「劇団ロボットカンパニー」を立ち上げ、40人の仲間と舞台をつくってきた演劇人・パフォーマーです。今は芸術鑑賞プロデュース会社「心」で、学校の芸術鑑賞会をお手伝いしています。
戦争、いじめ、差別──。教室で正面から話すと重くなりすぎるテーマも、物語の力を借りると、子どもたちは自然に考え始めます。この記事では、平和学習や人権教育に演劇を取り入れる意味と、その効果を高める工夫を紹介します。

物語は「自分ごと」にする力を持っている

教科書で「何人が犠牲になった」と数字で学ぶことも大切です。でも、ひとりの登場人物の目を通して出来事を見ると、その数字の一つひとつに名前と人生があったことに気づきます。

演劇の力は、遠い出来事を、目の前の誰かの物語に変えることだと私は考えています。客席で子どもたちが息をのむとき、その出来事はもう「歴史の知識」ではなく、自分の心で受け止めた体験になっています。

平和学習と演劇

沖縄の戦争など、実際の出来事をもとにした作品は、修学旅行や平和学習の事前・事後学習として選ばれることもあります。

ロボットしずく
しずく社長
しずくのワンポイント重いテーマの舞台のあとは、すぐに次の授業に切り替えず、少しだけ静かに振り返る時間をとってください。その数分が、心に残るかどうかを分けます。

人権教育と演劇|いじめ・SNS

今の子どもたちにとって、いじめはスマホの中でも起きています。SNSでのことばの重さや、見ているだけの「傍観者」の立場をテーマにした演劇は、自分がどの立場にもなりうることに気づかせてくれます。

説教ではなく、登場人物の選択を見ることで、子どもたちは「自分ならどうするか」を自分で考えます。

舞台をつくる側が大切にしていること

重いテーマを扱うときほど、私たちは客席の子どもたち一人ひとりの気持ちを想像します。

学校側でも、気になる児童・生徒がいる場合は事前に配慮を相談していただけると、私たちも安心して舞台に立てます。

事後学習で「言葉」にする

ロボットしずく
しずく社長
しずくのワンポイント「感動しました」だけで終わらせず、「明日からひとつ変えられることは?」と問いかけてみてください。舞台が行動につながる瞬間です。

芸術鑑賞プロデュース会社「心」では、沖縄の戦争を舞台にした演劇、SNSのいじめをテーマにした演劇、心理カウンセラーによる講演など、平和学習・人権教育に取り入れやすい演目をご用意しています。

これからの時代の、新しい芸術鑑賞会。芸術鑑賞プロデュース会社「心」
KOKORO

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