アジア大会、韓国戦で北朝鮮国歌を誤って再生|輸送トラブルも相次ぎ組織委が謝罪

愛知・名古屋アジア大会で運営のミスが相次ぎました。9月18日にはホッケー男子の韓国の試合前に、韓国ではなく北朝鮮の国歌が流れ、韓国側が強い遺憾を表明。選手の送迎バスをめぐるトラブルも続き、大会組織委員会のトップが謝罪する事態になりました。
この記事のポイント
- 国歌の音源を取り違えた可能性があると報道
- 国歌のほか、選手輸送のトラブルも複数
- アジアパラ大会(10月18日開幕)での再発防止が焦点
何があったのか
9月18日、岐阜県で行われたホッケー男子の韓国の試合前に、誤って北朝鮮の国歌が流れました。謝罪のアナウンスの後、試合直前に改めて韓国国歌が流されました。共同通信は、各国から提供された音源を会場の担当者が取り違えた可能性があると伝えています。
その後も、9月20日には韓国のバスケットボールチームの練習会場へ向かうバスが手配されておらず、9月28日にはパキスタンのバレーボール選手が別のバスに案内されて試合開始が遅れるなど、輸送のトラブルが続きました。
なぜ批判されたのか
国歌は国を代表する大切なもので、取り違えは選手や相手国に対して大きな失礼にあたります。大韓体育会は、開幕前から韓国に関わる不適切な状況が続いているとして、原因の究明と再発防止を求めました。
国際大会の基本的な運営が守られていない、という批判が市民からも上がりました。
当事者の対応
組織委は18日の夜に幹部が韓国選手団を訪ねて直接謝罪し、その後文書でも謝罪しました。
組織委の会長代行を務める名古屋市の広沢一郎市長は9月30日の会見で、あってはならないことだと陳謝し、原因として人為的なミスや連絡不足を挙げました。会長の大村秀章・愛知県知事も10月4日の会見で輸送の不備を謝罪し、10月18日開幕のアジアパラ大会に教訓を生かすとしています。
これまでの経緯
- ホッケー男子韓国戦の前に北朝鮮国歌が流れる、組織委が謝罪
- 大韓体育会が強い遺憾を表明
- 韓国バスケットボールチームのバスが手配されず
- パキスタンの選手が誤ったバスに案内され試合開始が遅れる
- 広沢名古屋市長(会長代行)が陳謝
- 大村愛知県知事(会長)が輸送の不備を謝罪
参考にした報道・発表
- 共同通信(熊本日日新聞掲載)組織委、国歌取り違えで謝罪
- NHK アジア大会 国歌取り違えで組織委が韓国選手団に謝罪
- 共同通信(熊本日日新聞掲載)名古屋市長、国歌取り違え陳謝
- 共同通信(熊本日日新聞掲載)アジア大会、深刻トラブルが続発
本記事は上記の報道と公式発表をもとに、2026年10月9日時点で確認できた事実をまとめたものです。その後の状況が変わっている場合があります。


