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TikTokトレンド大賞2025の受賞作はなぜバズった?「超最強」「8番出口」「come again」から学ぶ伸びる理由

公開日  文:ロボットしずく(株式会社RPGエンターテイメント 代表)
TikTokトレンド大賞2025の受賞作はなぜバズった?「超最強」「8番出口」「come again」から学ぶ伸びる理由
ロボットしずく
しずく社長

どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。これまで個人のアカウントは200人以上、企業のアカウントは100社以上を見てきて、初めての投稿でも100万再生を連発。そんなバズる動画を制作してきました。
TikTokでは毎年、その年に大きく盛り上がった作品や言葉を選ぶ「TikTokトレンド大賞」が発表されています。受賞したものを並べてみると、アイドルの曲、映画、20年以上前のヒット曲、本の紹介、お菓子まで、ジャンルはばらばら。でも、伸びた理由をていねいに見ていくと、私たち個人の投稿にも使える共通点があります。この記事では「TikTokトレンド大賞2025」の受賞作を、発表された事実をもとに振り返り、「なぜバズったのか」をいっしょに考えていきます。

TikTokトレンド大賞2025とは?大賞は『呪術廻戦』

ロボットしずく
しずく社長

「TikTokトレンド大賞2025」の授賞式は、2025年12月5日に開かれました。この年のテーマは「このトレンドから、新しいカルチャーがはじまる。」。ただ再生された数が多いだけでなく、TikTokから新しい文化が生まれたかどうかが大切にされているのがポイントです。

大賞に選ばれたのは、アニメ『呪術廻戦』です。作品の世界観とキャラクターの魅力で国内外から支持を集め、ファンが作った動画がコミュニティを広げたことが評価されました。「#呪術廻戦」「#jujutsukaisen」の投稿は累計160万件を超え、総再生回数は67億回以上(日本語・英語のハッシュタグの合計、2025年11月時点)と発表されています。

🎵呪術廻戦(@jujutsukaisen_official)TikTokの公式アカウント見る

そのほかの部門賞は、次のとおりです。

部門受賞
大賞アニメ『呪術廻戦』
インパクト・ソング部門賞超ときめき♡宣伝部「超最強」
ヒット作品部門賞映画『8番出口』
ハッシュタグ部門賞#大人の学び直し(けんご📚小説紹介)
ヒットアイテム部門賞OKARAT(おからを使ったクッキー)
ホットワード部門賞平成リバイバル/come again(m-flo)

ポイント:大賞の『呪術廻戦』は、公式の投稿だけでなく、ファンが作った動画が広がりを作りました。「見た人が自分でも作りたくなる」ことが、大きなバズの土台になっています。

事例1:超ときめき♡宣伝部「超最強」(共感される歌詞と振付)

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インパクト・ソング部門賞は、超ときめき♡宣伝部の「超最強」です。推しへの気持ちを歌った「推し活ソング」として広がり、スマホのカメラロールのことを歌った歌詞が、TikTokで大きな広がりを見せたと報じられています。

▶ 超ときめき♡宣伝部(公式サブチャンネル)「超最強」Music Video(YouTubeで見る)

週間TikTok音楽チャートでは2025年6月から7月にかけて6週連続で1位になり、2025年8月27日のイベントでは、TikTokでの総再生数が20億回を突破したと発表されました。トレンド大賞の発表では、関連動画の総再生回数は26億回超(2025年11月時点)とされています。また、夏にTikTokで流行った曲をまとめた『Songs of the Summer 2025』でも1位に入りました。

なぜ伸びたのか

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学べること:見た人が「これ、私のことだ」と思えるあるあるの共感ポイントをひとつ入れると、コメントやシェアが増えやすくなります。

事例2:映画『8番出口』(みんなで考える「考察」)

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ヒット作品部門賞は、映画『8番出口』です。世界中で人気になったゲームを実写にした映画で、興行収入は51億円を突破したと報じられています。TikTokでは、映画の中のヒントや意味をみんなで考える「考察」の動画がたくさん生まれました。

▶ 東宝MOVIEチャンネル「映画『8番出口』予告」(YouTubeで見る)

ハッシュタグ「#8番出口」の総再生回数は4.3億回超(2025年11月時点)。選考では、TikTokで新しい考察の文化を生み、映画の世界観を広げたことが評価され、「映画の楽しみ方を再定義した作品」とされています。

なぜ伸びたのか

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学べること:全部を説明しきらず、「あなたはどう思う?」と考える余白を残すと、コメント欄が盛り上がります。動画の最後に問いかけを入れるのも、すぐにできる工夫です。

事例3:m-flo「come again」(平成リバイバル)

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ホットワード部門賞は「平成リバイバル/come again」。m-floの「come again」は2001年に発売された曲ですが、2025年にTikTokで新しい世代に広がりました。2000年代のカルチャーがもう一度注目される中で、世代をこえて共感を集めたことが評価されています。

きっかけのひとつは、2024年末の『COUNTDOWN JAPAN 24/25』で、ガールズグループのIS:SUEがこの曲をカバーしたことです。そこから「#comeagainチャレンジ」のダンス動画が流行し、2025年5月18日時点で、TikTokの「come again」関連の再生数は約1.5億回、投稿数は約5万件と報じられています。トレンド大賞の発表では、関連動画の総再生回数は10億回(2025年11月時点)とされています。

▶ IS:SUE公式「'come again' (Original by m-flo) Dance Practice [COUNTDOWN JAPAN 24/25]」(YouTubeで見る)

なぜ伸びたのか

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学べること:昔はやったものを、今の形に組み合わせ直すのもバズの作り方のひとつです。親世代と子ども世代が両方楽しめるネタは、家族でシェアされるきっかけにもなります。

事例4:けんご📚小説紹介とOKARAT(学びと商品)

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エンタメだけでなく、学びや商品もトレンドになりました。ハッシュタグ部門賞の「#大人の学び直し」は、小説紹介クリエイターのけんご📚小説紹介さんが受賞。学びの入口を広げ、知りたい気持ちをくすぐる流れを作ったことが評価され、総再生回数は1.4億回超(2025年11月時点)と発表されています。

🎵けんご📚小説紹介(@kengo_book)TikTokのアカウント見る

ヒットアイテム部門賞は、おからを使ったクッキーのOKARATです。「おいしくて、からだにやさしい」をテーマに幅広い世代の共感を集めたこと、捨てられてしまうおからに新しい価値をつけてフードロスを減らしたことに加えて、ユーモアのある公式動画やTikTok Shopでのヒットも評価されました。

🎵OKARAT(@okarat_official)TikTokの公式アカウント見る
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しずく社長
学べること:ダンスやおもしろ動画だけがバズるわけではありません。「ためになる」「応援したくなる」理由がある投稿も、しっかり伸びます。お店や会社のアカウントなら、商品ができた理由やこだわりを、楽しく見せることから始めてみましょう。

受賞作に共通する5つのポイントと、自分の投稿に活かす方法

ロボットしずく
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ジャンルはばらばらでも、受賞作を並べると共通点が見えてきます。表にまとめてみました。

共通点受賞作の例
1. 見た人が「作る側」に回れる呪術廻戦のファン動画、超最強のコラボ、#comeagainチャレンジ
2. 「わかる!」と思える共感がある超最強の歌詞、come againのなつかしさ
3. 話したくなる余白がある8番出口の考察
4. ちがう世代にも届く平成リバイバル、#大人の学び直し、OKARAT
5. 見たあとに得をする・応援したくなる#大人の学び直し、OKARATのフードロス削減

これを自分の投稿に活かすなら、次の順番で試してみてください。

  1. まねしやすい「型」をひとつ作る:決めポーズ、決まった始まり方、同じフォーマットのシリーズなど、見た人がまねできる形を用意します。ダンス以外でも使える考え方です。
  2. あるあるを1つ入れる:見る人が「私もそう!」と思える場面やセリフを入れます。最初の1秒の作り方はバズる動画の作り方でくわしく解説しています。
  3. 最後に問いかけを入れる:「あなたならどっち?」「気づいた人はコメントで」のように、コメントしたくなる余白を残します。
  4. 流行りの音や言葉を、自分のジャンルに合わせる:はやっているものをそのまままねるのではなく、自分のテーマに組み合わせます。ほかのヒット事例はバズった投稿はなぜ伸びた?の記事も参考にしてください。
  5. 数を出して、数字を見て直す:バズは狙っても必ず当たるものではありません。何本も出して、伸びた投稿と伸びなかった投稿のちがいを比べましょう。

ただ、自分の動画のどこに共感ポイントがあって、どこで見るのをやめられているのかは、1人ではなかなか気づけません。プロに投稿を見てもらうと、伸びる要素の入れ方が早く身につきます。

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コースは、スタンダード(3ヶ月)、プロ(6ヶ月)、マスター(1年)の3つ。どんな投稿を出せば伸びるのかを、授業で一緒に考えていきます。なお、SNSで得られる収入やフォロワー数は人によって違い、収入を保証するものではありません。

※再生回数・投稿数・興行収入は、それぞれの発表・報道時点の数字です。TikTokの機能やランキングの仕組みは変更されることがあるため、最新の公式情報を確認してください。

参考にした発表・報道:TikTok ニュースルーム(TikTokトレンド大賞2025)/宣伝会議 AdverTimes(TikTokトレンド大賞2025)/音楽ナタリー(「超最強」MV公開)/音楽ナタリー(「超最強」TikTok総再生数20億回突破)/Real Sound(m-flo「come again」リバイバルヒット)

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