バズった投稿はなぜ伸びた?日本のクリエイターのヒット事例5つから学ぶ「伸びる理由」
どうも、こんにちは!ロボットしずくです。「令和の虎」に志願者として出演し、オール達成をいただいた、株式会社RPGエンターテイメントの社長です。
「どうしてあの動画はあんなに伸びたんだろう?」と思ったことはありませんか。バズは運だけで起きるわけではありません。実際に大きく伸びた投稿を見ていくと、伸びた理由にははっきりした共通点があります。この記事では、TikTokやYouTubeで大きな話題になった日本のクリエイター・アーティストの事例を、報道された事実をもとに振り返り、「なぜ伸びたのか」を分析します。
事例1:新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」(TikTok)
何が起きたか
新しい学校のリーダーズの「オトナブルー」は、ライブで歌う様子を収めたTikTok動画が広まったことをきっかけに人気に火がつきました。サビで首を左右に振る動きが話題になり、「#首振りダンス」として、たくさんの人がまねをして投稿しました。
この曲は「TikTok上半期トレンド大賞2023」で大賞に選ばれ、楽曲を使った動画の総再生回数は2023年6月21日時点で約31億回と報じられています。
なぜ伸びたのか
- まねしやすい「ひとつの動き」があった:ダンス全体を覚えなくても、首を振る動きだけで参加できます。
- 一瞬で印象に残る:数秒見ただけで「あの動きだ」とわかる強いインパクトがありました。
- アプリの外にも広がった:大賞の選考では、まねをする投稿が急に増えたことや、TikTokの外でも大きなトレンドになったことが評価されています。
事例2:Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」(TikTok・YouTube)
何が起きたか
Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」は、2024年1月7日に配信された、アニメ『マッシュル-MASHLE-』のオープニングテーマです。オープニング映像で、主人公のマッシュが何もない背景の前で無表情のまま踊る姿がネットで話題になり、「BBBBダンス」として国内外に広がりました。
公式の楽曲を使ったTikTok動画は、1月20日時点で約4.5万本、12月21日時点で300万本を超えたと報じられています。最初に海外で盛り上がり、そのあと日本国内でもまねをした投稿が増えていきました。YouTubeの「2024年 日本の年間ランキング」でも、国内トップ楽曲の1位に選ばれています。
なぜ伸びたのか
- まねしやすいダンスと、くせになる曲:リズムに乗りやすく、つい体を動かしたくなる曲でした。
- シンプルな映像で「ネタ」として使いやすい:何もない背景で無表情に踊る姿は、いろいろな人がまねしたりアレンジしたりしやすいものでした。
- 国内外のインフルエンサーが広めた:言葉がわからなくても楽しめるダンスだったので、海外にも広がりました。
おもしろいのは、映像を作った側はTikTokでバズらせることを狙っていなかったと話している点です。狙っていなくても、まねしやすい要素があると自然に広がることがあるとわかる事例です。
事例3:こっちのけんと「はいよろこんで」(YouTubeショート・TikTok)
何が起きたか
こっちのけんとさんの「はいよろこんで」は、YouTubeの「2024年 日本の年間ランキング」のショート楽曲部門で1位になりました。モールス信号を思わせるくせになるフレーズと、サビの「ギリギリダンス」が話題になり、たくさんのダンス動画が投稿されました。
なぜ伸びたのか
- 一度聞いたら耳に残るフレーズ:短い動画でも、すぐに「あの曲だ」とわかります。
- 参加できるダンスがあった:オトナブルーやBBBBと同じく、見た人が自分でも投稿できる形になっていました。
- 公式と本人がさらに盛り上げた:公式が「1時間耐久」動画を出したり、本人がファンの考察に動画で答えたりして、曲の世界をもっと楽しめるようにしました。
事例4:ISSEIとJunya.じゅんや(言葉を使わないショート動画)
何が起きたか
ISSEIさんは、2021年から動画を投稿しているショート動画クリエイターです。2025年1月8日にYouTubeのチャンネル登録者数が5,000万人を超え、日本人のYouTubeチャンネルとして初めての記録だと報じられました。
Junya.じゅんやさんも、TikTokで大きく伸びたクリエイターです。2022年2月の時点でTikTokのフォロワーが4,000万人を超えていたと報じられており、2021年には日本のYouTubeチャンネルの中で登録者数の増加がいちばん多かったという調査結果も出ています。
なぜ伸びたのか
2人に共通するのは、言葉がわからなくても楽しめる、短いショート動画を中心に投稿していることです。言葉の説明がなくても伝わる動画は、日本だけでなく世界中の人が見てくれます。報道でも、海外のファンが多いことが伸びた理由として挙げられています。
※登録者数・フォロワー数・再生回数は、それぞれの報道時点の数字です。
事例から見えるバズの5つの共通点
4つの事例と、ほかの例も合わせて見ると、伸びた投稿には次のような共通点があります。
| 共通点 | 事例 |
|---|---|
| 1. かんたんにまねして参加できる | 首振りダンス、BBBBダンス、ギリギリダンス |
| 2. 数秒で「あれだ」とわかる強い特徴 | 首を振る動き、無表情のダンス、くせになるフレーズ |
| 3. 言葉がなくても伝わる | ISSEI、Junya.じゅんや、BBBBダンスの海外での広がり |
| 4. 盛り上がりを本人や公式が後押しする | 「はいよろこんで」の1時間耐久動画や考察への回答 |
| 5. 狙っていなくても当たることがある | BBBBダンス(作り手はバズを狙っていなかった) |
4つ目の「後押し」は、ほかの事例でも見られます。アニメ『2.5次元の誘惑』のエンディング曲のダンス(にごリリダンス)は、公式が放送のはじめから声優さんたちのダンス動画をほぼ毎日投稿して下地を作り、人気クリエイターの投稿で火がついたタイミングで、まねしやすい「サビのダンスだけ」の手本動画を出しました。その結果、ランキングの上位に長く入り続けたと報じられています。
5つ目は、「バズは狙っても必ず当たるものではない」ということです。だからこそ、伸びる要素を入れた投稿を、数多く出し続けることが大切になります。
自分の投稿に活かす方法
有名なアーティストやトップクリエイターの事例でも、考え方は個人のアカウントにそのまま使えます。次の順番で試してみましょう。
- まねできる「ひとつの要素」を決める:決めポーズ、決めゼリフ、同じ形の始まり方など、見た人がまねしたくなるものを入れます。
- 最初の1秒で何の動画かわかるようにする:説明から始めず、いちばん見せたい場面から始めます。くわしくはバズる動画の作り方の記事で解説しています。
- 音を消しても伝わるか確認する:表情や動き、文字の入れ方を工夫して、言葉にたよりすぎない動画にします。
- 伸びた投稿には「続き」を出す:コメントへの返事や、別パターンの動画を出して、盛り上がりを続けます。
- 数を出して、数字を見て直す:1本で判断せず、何本も出して、伸びた動画と伸びなかった動画の違いを比べます。フォロワーを増やす流れはTikTokのフォロワーを増やす方法も参考にしてください。
ただ、自分の動画のどこが良くてどこが悪いのかは、1人ではなかなか気づけません。プロに投稿を見てもらうと、伸びる要素の入れ方が早く身につきます。
RPGクリエイタースクールは、YouTube・Instagram・TikTok・Threadsの4つをまとめて学べる、仕事に特化したSNSスクールです。授業はオンラインなので日本全国どこからでも受講でき、入学した次の週から週1回の授業に参加できます。運営は、タレントやインフルエンサーのマネジメントを行う株式会社RPGエンターテイメント。私ロボットしずくがこれまでに増やしてきたフォロワー数は、2000万人以上です。
コースは、スタンダード(3ヶ月)、プロ(6ヶ月)、マスター(1年)の3つ。どのSNSで、どんな投稿を出せば伸びるのかを、授業で一緒に考えていきます。なお、SNSで得られる収入やフォロワー数は人によって違い、収入を保証するものではありません。
参考にした報道:宣伝会議 AdverTimes(TikTok上半期トレンド大賞2023)/Real Sound(2024年アニソンTikTokバズ解説)/Real Sound(2024年日本のYouTube年間ランキング)/KAI-YOU(ISSEI 登録者5000万人)/Web担当者Forum(Junya.じゅんや)
内山さん1080万人
あたろー120万人
りうたんと一茶79万人
おおにしさとし68万人
まりあさん32万人
半田なない31万人
RPGクリエイタースクールは、YouTube・Instagram・TikTok・Threadsをまとめて学べるSNSスクール。
プロに自分の投稿を直接見てもらいながら、SNSを伸ばせます。