無料体験を予約

南京玉すだれの神技|形が変わる竹のすだれの由来と代表的な形、見る・体験する方法

公開:2026年10月22日 監修:スゴ技スクールRPG(笹塚校)

南京玉すだれの神技|形が変わる竹のすだれの由来と代表的な形、見る・体験する方法
ねこぴえろ

こんにちは!小さな竹のすだれが、釣り竿や橋に変わる芸があるんだよ。南京玉すだれのひみつを案内するね!

手のひらに収まるほどの小さな竹のすだれが、のびたり、返ったりして、釣り竿や橋、しだれ柳に変わっていく。それが日本の大道芸「南京玉すだれ」です。名前に「南京」とつきますが、日本で育った芸だと説明されています。この記事では、由来(諸説あり)、代表的な形、見どころ、見る・体験する方法を、やさしくまとめます。

この記事のポイント
  • 長さ20〜30数cmの竹のすだれを、唄や口上に合わせて次々に形を変えて見せる大道芸
  • 発祥には確かな記録がなく、江戸時代の記録や協会の説明など、いくつかの見方がある
  • 釣り竿・橋・しだれ柳などが有名。今は、イベントや教室で出会うことが多い

南京玉すだれとは

南京玉すだれは、日本の大道芸のひとつで、伝統芸能のひとつとも紹介されています。演者は、竹でできた小さなすだれを持ちます。長さはおよそ20〜30数センチ。これを、威勢のよい掛け声ではじまる決まった口上と唄に合わせて動かし、すだれの形を次々に変えていきます。

すだれは、細い竹を糸で編んだものです。家庭にある巻きすだれより一回りほど大きいくらいのサイズで、持ち方や糸の張り具合を使って、のばしたり、返したり、くるりと回したりします。用意する道具が小さな竹ひとつなので、どこでも演じられるのが、大道芸らしいところです。

使うすだれの本数(玉数)は流派によって違い、24本、36本、46本といった種類があるとされています。同じ「南京玉すだれ」でも、流派によって技の数や形が少しずつ変わります。いまは町なかで見かける機会は多くなく、地域のイベントなどで演じられることが中心です。イベントでは、数人が並んで同じ技を見せることもあります。

同じ寄席や大道芸の世界の芸としては、太神楽の曲芸や紙切りなどもあります。どれも、道具は身近なものなのに、見せ方と手の動きで驚きを生む点が共通しています。

名前と由来(諸説あり)

「南京」と聞くと中国の都市を思い浮かべますが、芸そのものは日本で生まれたものと説明されています。もとの名前は「唐人阿蘭陀南京無双玉すだれ」だったとされ、「唐人(中国の人)にもオランダにも二つとない、珍しい玉すだれ」という意味の売り文句が由来といわれます。遠い国の名前を使って、すだれのめずらしさを強調し、芸の値打ちを高めようとしたと考えられています。

発祥については、確かな記録は残っていないとされ、いくつかの見方があります。

見方内容
江戸時代の記録江戸時代に「玉すだれ売り」が子ども向けのおもちゃとして売り歩いていたという記録がある(天保5年の草双紙などによる)
日本南京玉すだれ協会の説明発祥は富山県で、民謡「こきりこ節」に使われる「ささら」が原型とされる。2002年には、富山県五箇山の白山宮を「南京玉すだれのふるさと」として認定した
形の近さに関する説明五箇山には「ささら」のほかに「編み竹踊り」の編み竹もあり、見た目は編み竹のほうが南京玉すだれに近いとされる

つまり、「ここで生まれた」と一つにまとめにくい芸です。はっきりしているのは、江戸の頃から玉すだれが人々の身近にあったこと、そして日本の大道芸として受け継がれてきたことです。なお、「玉すだれ」という言葉そのものは、『伊勢物語』の短歌にも登場します。ただし、そこでの玉すだれは、屋内で目隠しや日よけに使う家具としてのすだれでした。

代表的な形と見どころ

ねこぴえろ

すだれをのばすと釣り竿に、返すと橋になるよ。最後は大きなしだれ柳で締めることが多いんだ。

南京玉すだれの見どころは、同じすだれが、口上のことばに合わせて別のものに見えてくるところです。流派によって技は違いますが、よく知られている形には次のようなものがあります。

形見立て
釣り竿すだれを長くのばして、昔ばなしの浦島太郎の釣り竿に見立てる
瀬田の唐橋返すと、橋の欄干にある擬宝珠のついた橋の形になる。滋賀県大津市の瀬田川にかかる橋の名前
旗(日米国旗など)旗のような形にして見せる
阿弥陀如来の後光細くのばしたすだれを丸く形づくり、仏像の後ろに広がる光に見立てる
しだれ柳すだれを大きくのばす技。元に戻すのが大変なため、ふつうは演技の締めに使う

しだれ柳のあとに、蛙が飛びつくというオチがつく演目もあります。技を見せるだけでなく、口上のことば遊びや、小さな笑いを入れながら進むところも、大道芸ならではです。

見るときは、次のようなところに注目すると楽しめます。

数人で並んで演じるときは、動きがそろう美しさも見どころです。たとえば、阿弥陀如来の後光の形を5人で作り、輪の形に並べて五輪のマークに見立てる応用もあるそうです。

見る・体験する方法

南京玉すだれは、常に決まった場所で演じられているわけではありません。見るには、次のような機会を探してみましょう。

体験したい場合は、カルチャースクールなどで教室が数多く開かれていると紹介されています。また、各地に保存会や流派があり、愛好会が見学や体験を受け付けている例もあります。ある紹介記事では、月謝制の教室ではなく、経験者同士が教え合う愛好会で、初心者も参加しやすいという雰囲気が書かれていました。ただし、内容や開催日は変わるので、参加する前に主催者へ最新の情報を確認してください。

日本南京玉すだれ協会のような団体や、お住まいの地域の保存会に問い合わせるのも一つの方法です。道具を貸してもらえるかどうかも、聞いてみると安心です。

道具の扱いと、手先の芸を習い事にするなら

竹のすだれは軽いものですが、先端が目や顔の近くに来ることがあります。練習のときは、次のことを守りましょう。

⚠️ 安全のために

のばしたり回したりするときは、周りに人や物がない広い場所で行いましょう。小さな子どもが練習するときは、大人がそばで見守り、竹の先を人に向けないように伝えてください。割れや欠けのある道具は使わないようにしましょう。

家で試すなら、まず道具を手に持って、のばす・返すを何度かくり返し、手になじませるところからです。形の名前や口上を覚えるのは、そのあとで十分です。ある体験記では、手先が器用でなくても、道具を借りて1週間ほど練習したら、それらしく動かせるようになったと書かれていました。ただし、上達の早さには個人差があります。

お子さんの習い事として考えるなら、習い事の選び方の記事のように、本人の「やってみたい」気持ちと、通いやすさを大切にしてください。

「小さな道具で人を楽しませる」魅力に惹かれた方には、似た楽しさを味わえる習い事もあります。スゴ技スクールRPGは、東京・笹塚(京王線 笹塚駅 徒歩5分)にある週末のスキルスクールで、キッズ教室(5歳〜中学生)と大人教室(高校生〜)、プロコース、オンライン教室があります。種目はバク転・ブレイクダンス・アニメーション&ロボットダンス・パントマイム・マジック・ジャグリング・AI教室・カラオケ。土日開催で、1コマ50分、チケット制、初心者・親子参加もOKです。教えるのは、芸歴20年の現役プロパフォーマー「ロボットしずく」。南京玉すだれの教室ではありませんが、ジャグリングやマジックのように、手先を動かして見せる楽しさは近いところがあります。上達の期間や成果をお約束するものではありませんが、無料体験で雰囲気を見てみるのも一つです。

まとめ

南京玉すだれは、20〜30数センチの竹のすだれを、口上と唄に合わせて釣り竿や橋、しだれ柳に変えて見せる日本の大道芸です。由来には確かな記録がなく、江戸時代の「玉すだれ売り」の記録や、富山県を発祥とする協会の説明など、いくつかの見方があります。名前の「南京」は、珍しさを強調する売り文句から来たと考えられています。

いまは地域のイベントや教室で出会うことが多い芸です。もし機会があれば、小さな竹がほんとうに橋や柳に見えてくる瞬間を、ぜひ目の前で見てみてください。

ねこぴえろ

練習するときは、まわりに人がいない広い場所でね。竹の先を人に向けないようにしてね。

よくある質問

南京玉すだれは中国の芸ですか?

名前に「南京」とつきますが、芸そのものは日本で生まれたものと説明されています。「南京」は、珍しさを強調する売り文句に使われた名前だと考えられています。

玉すだれは何本でできていますか?

流派によって違い、24本、36本、46本などの種類があるとされています。長さはおよそ20〜30数センチです。

いつごろ生まれた芸ですか?

確かな記録はなく、諸説あります。江戸時代に「玉すだれ売り」が子ども向けのおもちゃとして売り歩いていた記録があります。

初心者や子どもでも体験できますか?

カルチャースクールの教室や、各地の愛好会・保存会で体験できる場合があります。開催日や条件は変わるので、主催者に最新の情報を確認してください。

参考にした情報

※ 発祥・流派・開催情報には諸説や変更があります。最新の情報は各団体・主催者の案内をご確認ください。

ねこぴえろ

手先をうごかす楽しさは、笹塚の教室でも味わえるよ。まずは無料体験に来てみてね!

まずは無料体験から

土日開催・初心者OK・親子参加OKです。無料体験で、まず1コマ。

📅 空き枠から予約する💬 LINEで相談する

無料体験は1人1回まで/予約後のキャンセルはできません(お休みの連絡は可能)